知らないと損する!スマホの寿命と長持ちさせる使い方
スマホを使い続けていると、ある日突然、寿命を疑うトラブルが発生することがあります。スマホが使えなくなって慌てないよう、スマホの寿命が近くなると、どんな現象が起きるのか知っておきましょう。スマホの寿命を延ばす方法も紹介しますので、参考にしてください。
スマホの寿命が近いと起きる4つの現象
スマホの寿命が疑われる主な現象は、4つあります。
アプリの起動が遅くなる
バッテリーが無くなるが早くなる
アプリのバージョン対応が少なくなる
本体OSのバージョンアップができなくなる
4つの症状について、詳しく説明します。
アプリの起動が遅くなる
スマホのバックグラウンドで、動いているアプリが無いか確認してください。また、容量がいっぱいの場合は、使っていないアプリを削除することも効果があります。
しかし、これらのことをしても、アプリの起動が遅いと感じたら、スマホの寿命を疑いましょう。特に、ゲームアプリなど、容量の大きなものほど、症状が顕著で分かりやすいです。
バッテリーが無くなるのが早くなった
バッテリーの寿命自体は、おおよそ2年といわれています。電池切れするのが何となく早くなったようだと思っていると、突然充電できなくなるというのが一般的なパターンです。
バッテリーだけを交換できる機種であれば、スマホの寿命とはいえませんが、交換が出来ないスマホの場合は、やはり寿命と諦めましょう。
アプリのバージョン対応が少なくなる
アプリのバージョンアップ通知が来て、バージョンアップをタップしても、対応機種ではないので出来ない旨の通知が表示されることが多くなってきたら、そろそろ買い替えをする必要があります。
誤作動などの不具合が起きるまえに、寿命と諦めたほうが懸命です。
スマホ本体OSのバージョンアップができない
スマホ本体OSのバージョンアップも、度々通知がきます。しかし、その対応機種から外れてしまったら、寿命と諦めざるを得ません。
誤作動も多くなりますが、ウィルスの感染リスクが高まるなど、思わぬ危険が発生する可能性があります。
スマホの寿命を延ばす使い方
決して安くはないスマホですし、自分の記念になる画像や動画が沢山入っているという愛着もあります。
そこで、スマホの寿命を出来るだけ延ばす使い方を紹介します。
スマホの過充電、過放電に注意する
高温の場所にスマホ置いたままにしない
充電しながらスマホを使わない
スマホ本体が壊れないように保護をする
それぞれを、詳しく説明します。
スマホの過充電、過放電に注意する
過充電、過放電って何?と、思った人もいるかもしれません。
過充電とは、バッテリーが満タンになっているのに、ずっとコードを繋いだままの充電状態にしておくことです。
過放電とは、バッテリーの電池切れを、そのまま長い時間放置しておくことです。
どちらも、バッテリーに強い負荷をかけてしまいますので、注意しましょう。
高温の場所にスマホを置いたままにしない
スマホは精密機械ですから、高い温度には弱いという特徴があります。車の中に置きっぱなしなどは、絶対に避けなければいけない行為です。
また、スマホ本体が高温になってしまったときは、電源を落として、自然に冷えるまで待ちましょう。
充電しながらスマホを使わない
スマホを使っている途中で充電が切れてしまい、思わず充電コードを繋いだまま、スマホを使い続けるというのは、意外と多いアルアルではないでしょか?
特にCPUやバッテリーを大量に使うゲームアプリで、こうした使い方をするのは危険です。
充電と放電を一緒に行うことになり、バッテリーへの負荷が増大します。バッテリーが発熱し、寿命を縮める結果になりますから注意しましょう。
スマホ本体が壊れないよう保護をする
スマホカバーを使っている人も、多いのではないでしょうか?ガラス面に保護フィルムを貼るなど、本体の保護は大切です。
スマホの寿命を早めてしまう使い方
スマホの寿命を延ばす使い方と、少し被る箇所がありますが、スマホの寿命を早める使い方も一緒に紹介しましょう。
スマホを高いところから落としてしまう
スマホ水に濡らしてしまう
劣化したバッテリーを使い続けてしまう
スマホを長時間充電したままにする
急激な温度の変化をスマホに与える
スマホに衝撃を与えることは、本体の破損の原因になるだけではなく、衝撃で内部に過剰な電流が流れ、故障の要因にもなってしまいます。落とさない工夫をしましょう。
スマホは比較的水に強いとは言いますが、それも程度問題になります。水に落として直ぐ引き上げたという程度であれば、まずは水分をよく拭き取りましょう。充電プラグの差込口やイヤホンの接続部分なども、ティッシュをこより状にして、奥の水分までふき取ります。
その後は、心配でもグッとこらえて、数日電源を決して入れないでおけば、普通に復活します。我慢できずに、心配で途中で電源を入れてしまうと、ショートなどを起こしてスマホが死んでしまうことが、多くあります。
スマホのバッテリーは、リチウム電池が使用されています。その寿命は充電と放電1セットを500回繰り返すと、容量が半分になるといわれています。
それを使い続けると、バッテリーの膨張や発火などの危険があります。
高温に弱いスマホですが、急激に冷やすのもNGです。急な温度変化は、本体内部に結露を招き、回路やバッテリーの故障に繋がります。
おわりに
スマホの寿命が短いかもと、思い当たることがあるようでしたら、早めにバックアップをとっておきましょう。修理で本体が使えるようにはなっても、データは戻せないことが多々あります。スマホの寿命も、早期発見がとても大切です。
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