【滋賀“戦国”の旅】(5)「戦国」グッズ勢揃い! 女性にも人気のショップ
滋賀・彦根に、全国の“戦国”ファンが足しげく通う人気の店舗がある。滋賀県で唯一の、戦国グッズ専門ショップ「真・戦国丸」だ。
「真・戦国丸」がオープンしたのは、2018年3月3日。彦根市内で古い町並みが残る花しょうぶ通り商店街にあり、店舗の外観も町家風、というよりまさに戦国時代の要塞かという雰囲気すら漂う。実はここ、元は銭湯だった。彦根城から南に1.8kmの場所。
店内に入ると、これでもかというほどの戦国グッズに圧倒される。その数、200種類以上。商品の入れ替えも随時行っていて、訪れるたびに新たな商品に出会える。
「真・戦国丸」を訪れる年齢層は幅広く、特に、20~30代の戦国ファンという女性も多いとのこと。
例えば、戦国武将に欠かせないアイテム、扇子。おなじみの家紋をはじめ、風林火山、如水、忠義・・・手にすると思わず戦国武将の気分になれそうだ。家紋をあしらった手工芸品、甲冑フィギュアなども並んでいる。
レジ袋有料化に伴い、普段使いで需要が高まるエコバッグも、戦国バージョンがいろいろと。好みの“推し”戦国武将がいれば、それはもう買うしかないだろう。
「真・戦国丸」で人気の商品の1つが、ハンドタオル。主な戦国武将の家紋や名言に加え、辞世の句がプリントされたものもある。
よく売れているという石田三成のハンドタオル。辞世の句「筑摩江や 芦間に灯す かがり火と ともに消えゆく 我が身なりけり」は名言としても知られ、死を目前とした前に、琵琶湖の薩摩江で詠んだとされる。現実を受け入れる覚悟と使命を達成できなかった悔やむ気持ち、とても奥が深い逸品にも思えてくる。
戦国グッズのほか、彦根ならではのご当地グッズも販売。彦根と言えば「ひこにゃん」で、ひこにゃんのグッズもいろいろあり、ここで手に入るのもうれしい。
そして、今流行りのガチャガチャが店内にあり、これも子どもから大人まで人気が高いとのこと。お目当ての商品を当てようと何度もチャレンジする人もいるという。
このガチャガチャ、1個1アイテム限定でもらえるものではなく、いくつかの商品から選べるのがまたうれしい。
さらに最近、人気急上昇中なのが「戦将の符」だ。
「戦将の符」第1章として、全12種類あり、彦根市内にある観光センター(石田三成)や駅前観光案内所(明智光秀)、彦根城内「鐘の丸売店」(井伊直政、徳川家康)などやオンラインショップで買い集めるもの。まるで御朱印の如く、筆文字も書道家という本格的なもので、すべて集めるファンもいる。好評につき、第2章も近々登場するとのこと。
系列店として、彦根城内に「鐘の丸売店」もおすすめ。公式インスタグラムでは、一押しの商品に加え、ひこにゃんの様子などが毎日投稿されている。こまめにひこにゃんの様子が知りたい、彦根ファンはぜひフォローしてみてほしい。
滋賀県では、県内に数多く残る戦国時代の人物、史跡、逸話・伝承などに焦点を当て、その魅力を体験する観光キャンペーンを開催中。
戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖(2021年3月7日まで)
https://sengoku.biwako-visitors.jp/
真・戦国丸
http://sengoku-3nyan.com/
彦根城内 鐘の丸売店【公式】Instagram
https://www.instagram.com/kanenomaru413h_nyan/
(Written by A. Shikama)
テレビ番組のリサーチャーによる情報サイト。 テレビ番組におけるネタ探しのプロが蓄積された知識とリサーチノウハウを武器に、芸能、雑学、海外、国内ご当地、動物など多岐に渡るジャンルをテレビ番組リサーチャー目線で発信しています。
ウェブサイト: http://www.nicheee.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。