【広島の旅】まるで巨大客船! 新・尾道市役所“無料”展望台で絶景楽しむ
古くから港町として栄えた広島県尾道市。瀬戸内の島々やノスタルジックな街並み、そして、地元出身の大林宣彦監督が手掛けた映画作品の舞台としてもよく知られる。
その尾道で、美しい景色を、無料で楽しめる新スポットが2020年春にオープンした。尾道市役所の屋上「おのみちルーフ」だ。夜9時まで利用でき、休日も入場可。フリーWi-Fiも完備する。
尾道水道に面した場所にあり、外から眺めると、まるで“巨大客船”のような佇まいが壮観だ。
どの階も窓が大きく、夜は明かりが灯る館内がさらに船のようにも見える。1階には、地元で人気の「尾道浪漫珈琲」もある。
現在の市役所は2020年1月6日に開庁。庁舎内に入ると、とても明るく開放感があり、「ここ、本当に市役所?」と、思わず声を上げてしまうほど、とても立派だ。
屋上へは、エレベーターのほか、吹き抜けの階段で上がっていくのもおすすめ。
おのみちルーフは、市役所の庁舎5階(屋上)部分。まるで、船の甲板のような雰囲気も漂う。春と秋は、海からの風がとても心地よい。
尾道水道と向島、また行き交う渡船も目の前に眺められる。また、屋上の中央にある発電装置のまわりをグルリと歩いて1周でき、まさに360度のパノラマ。
尾道三山、千光寺、浄土寺、尾道大橋といった尾道を代表する観光スポットも、よく見える。
ところどころ、地図もあって便利だ。特に、天気が良い日の夕方は絶景で、とても美しい光景を目の当たりにできる。
ずっとここにいても飽きない。なにより無料がうれしい。
また、尾道駅から浄土寺まで、のんびり静かなエコ周遊バスで巡る「尾道グリーンスローモビリティ」(運賃大人200円、小人100円)が、期間限定で運行されている。
観光客を含め、誰でも利用できる。
渡場通りや市役所前、千光寺山ロープウェイ前など、尾道の主なスポットに立ち寄る。尾道観光の足として今、おすすめの乗り物。機会あればぜひチャレンジを!
■尾道グリーンスローモビリティ
■せとうち広島デスティネーションキャンペーン「ミタイケンひろしま」
(2020年10月1日~12月31日)
(Written by A. Shikama)
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