浴室で歯科医院を開業していた無免許医が御用に

先週19日、米国カリフォルニア州ムーアパークにて無免許で歯科医院を開いていた男が逮捕された。『NBC SOUTH CALIFORNIA』のウェブサイトなどが伝えている。

地元警察の発表によると、ウィリアム・エスコバル容疑者(40歳)は自宅の浴室を間に合わせの歯科医院に改造し、患者の治療に当たっていた。捜索の結果、歯科ユニット(リクライニングできる椅子)、麻酔薬、入れ歯、その他の設備が浴室に持ち込まれていたとのこと。

逮捕のきっかけは先月治療を受けた患者の告発から。歯の洗浄、麻酔が済んだタイミングで抜歯の治療費を知らされた患者は「払えない」と告げた。するとエスコバル容疑者は治療を打ち切りに。患者によれば、麻酔を注射した部位に腫れと痛みが出たそうだ。

警察の調べによると、エスコバル容疑者は数多くの患者を受け入れていたとのこと。中には矯正治療を受けた未成年も含まれる。無免許診療を始め、治療薬の無断提供など複数の罪に問われており、エスコバル容疑者には重罪相応の刑が言い渡されることになりそうだ。

画像: エスコバル容疑者のニュースを伝えるサイトのキャプチャー
http://www.nbclosangeles.com/news/local/Moorpark-Man-Arrested-on-Suspicion-of-Illegal-Dentistry-184218841.html

※この記事はガジェ通ウェブライターの「香椎みるめ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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