プロ野球「観客2万人」現地観戦、実際の観客数とドアラ 【ナゴヤドーム 編】

開幕が遅れた2020年のプロ野球も、終盤に差し掛かってきた。無観客試合から始まり、観客数の上限が5000人、1万人、そして2万人ほどまで増えた。それぞれの時期に観戦した時のリポートは以下の通り。

(参考)
プロ野球「観客1万人」現地観戦、数が増えて変わった点 【阪神甲子園球場 編】

プロ野球「観客5000人」現地観戦 【阪神甲子園球場 編】

プロ野球「観客5000人」現地観戦で気づいた7つの変更ポイント ※京セラドーム大阪

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そして今回やってきた球場は、ナゴヤドーム。10月半ば、観客数の上限は2万人だ。

試合のチケットは、中日ドラゴンズの公式サイトから、試合前日に購入した。残席状況を見ると、直前でもけっこう空いているようだったが、これは詳しく後述する。

 
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ナゴヤドームといえば、中日の本拠地。中日といえば「ドアラ」だ。

ソーシャルディスタンスを促す案内に、ドアラ登場。プロ野球ファンならだれでも知っているであろうドアラは、インパクトある。

 
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球場に到着して入場する前にまず「検温」という流れは、他の球場と同じ。

ただ、ナゴヤドームでは、いったん待機する場所に「ドアラ」「シャオロン」ら中日のマスコットの足とごはん(?)があったのが、なんともユニークだった。

 
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検温を済ますと、手指の消毒。球場の至るところに置いてあった。そしてここにもドアラ。

 
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プロ野球を観戦する際の禁止事項が、座席エリアで見られた。これらは、他の球場と同じ。応援で立ち上がらないこと、声援を送らないこと、ハイタッチなどをしないこと・・・

ちなみに、応援団による応援がない代わり、中日の攻撃時、応援団による音声が流れていた。これがけっこうなボリュームで、ビジター側からするとけっこう耳障りにも聞こえた。

 
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球場での、飲食時以外の「マスク着用」はもはやマスト。ここにもドアラがいた。

 

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外野側の大型ビジョンでも、繰り返し、新型コロナウイルス関連の案内が流れていた。

 
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中日ドラゴンズ公式「チアドラゴンズ」が案内するのは、分散退場。試合終了後、観客が一斉に退場すると「密」になるリスクを避けるため、他の球場でも導入されている。

ナゴヤドームはいちおう、3つのグループに分かれていたが・・・

 
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ナゴヤドーム、3塁側の内野席。見ての通り、とても空いていた。観客数、2万人どころか、実際のところ5千人にも満たなかった。中日が連勝中だったにもかかわらず、である。

セ・リーグは、巨人が独走したうえにクライマックスシリーズもなく、他の5球団の試合はすでに消化試合の状態。ただ、それにしても寂しい。ソーシャルディスタンスを考えると、余裕ではあったが。

 
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試合は、地元・中日の勝利。ヒーローインタビューでは、ドアラが登場した。ビジョンを見る限り、ドアラは中日の2選手に近い、その中間に立っているように見える。

しかし、実際には違った。

 
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横から見ると、これだけの距離が離れていた。ドアラによる、選手たちへのソーシャルディスタンス。さすが、ドアラだった。

観客上限1万人から2万人へ。実際、どれだけ「密」になってしまうのか戦々恐々だったが、残念ながら、この日の球場はまさにガラ空き。自分の周り、前後左右ずっと誰もいない状態だった。しかも、推しの球団(阪神タイガース)は負け。ドアラによるユニークなコロナ対策が見られたのだけが収穫だった。

(Written by トラコ)

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