名曲“Take Five”で知られるジャズの巨匠、デイヴ・ブルーベックが死去

 

USのジャズ・ピアニスト/作曲家として知られるデイヴ・ブルーベックが12月5日朝、コネチカット州の自宅近くにある病院で心不全のため亡くなった。享年91歳。誕生日を翌日に控えていた彼は、心臓の専門医の所へ向かう途中だったという。

カリフォルニア州コンコードで生まれたブルーベックは4歳からピアノを習いはじめ、40年代にミュージシャンとしてのキャリアをスタート。51年に名コンビとなるアルト・サックス奏者のポール・デズモンドを含むデイヴ・ブルーベック・カルテットを結成して人気を集め、54年には米タイム誌の表紙を飾った。また、5拍子を採り入れた楽曲“Take Five”や“Blue Rondo A La Turk”などを収録した59年発表の『Time Out』は、ジャズのアルバムとして初めてミリオン・セールスを記録している。その後もUSのジャズの象徴として活躍を続け、60年から2009年まで幾度もグラミー賞にノミネート。なお、12月6日に予定されていた誕生日ライヴはトリビュート公演として行われる模様だ。

謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 名曲“Take Five”で知られるジャズの巨匠、デイヴ・ブルーベックが死去

タワーレコード

TOWER RECORDS ONLINE - news

ウェブサイト: http://tower.jp/music_top/

TwitterID: TOWER_MusicNews

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。