爺ちゃんが戦争に行った時の軍隊手帳の中から、山本五十六さんから頂いたらしい感謝状が出てきた
戦争を体験された方のご自宅には、当時を知る上での貴重な品が眠っていることもあると思います。
今回話題となっているのは、15年誰も住んでいない祖母の家から出てきたという感謝状。軍隊手帳の中に入っていたそうですが、そこにはあの山本五十六さんの名前が書かれていたそうです。
ボロボロの感謝状が出てきた
投稿されたのは、Twitterユーザーの@Raboyosiyosiさん。発見されたボロボロの感謝状を撮影した写真を投稿しています。
15年誰も住んでいないばあちゃん家をどうするかで母がざわざわしている。
とりあえず家の中の物を整理して、懐かしい物が出てきて止まるみたい。そんな中、爺ちゃんが戦争に行った時の軍隊手帳が出てきて、中から山本五十六さんから頂いたらしいボロボロの感謝状が出てきて親戚中ざわついてる。 pic.twitter.com/w2r4ELEa8D
— よしよし (@Raboyosiyosi) October 7, 2020
お爺さまのお名前の上に海軍と記載されており、お爺さまが海軍に所属していたのであろうことが分かります。また、最後に記載されているのが連合艦隊司令長官「山本五十六」さんのお名前。ということは、この感謝状は直筆なのでしょうか。とても気になりますね。
然るべきところ場所に届けるべき
この感謝状を目にした多くのユーザーから、貴重な資料であるがゆえ「然るべきところ場所に届けるべき」といった類の声が寄せられていました。
それが内容が読めないので、どうしたらいいものかと…
祖父の何かしらの行動で頂いた文章なので、知りたいと思っているのですが。
誰に聞けばいいのでしょう??ちなみに母は捨てようとしていたので、私が今日厳重に持ち帰りました!
— よしよし (@Raboyosiyosi) October 7, 2020
ありがとうございます!
祖父だけでなく、多くの方が戦争に行っていたんだと実感しました。
専門の方に見てもらうようにします。— よしよし (@Raboyosiyosi) October 7, 2020
ありがとうございます。
隊全体に出された感状なのですね。
1番右の名前が祖父の名前なのですが、隊全体として祖父が褒めてもらっているのでしょうか?
どちらにしろ、同じ書に祖父と山本五十六さんの名前がある事が凄いなと思っています。大切にします!— よしよし (@Raboyosiyosi) October 7, 2020
お爺様は駆逐艦「敷波」の整備長だったようですね。
「奇襲艦隊の護衛任務に従事し、見事敵艦の撃滅に成功した作戦の功労者として感謝状を贈呈する」
的なことが書いてあるようです。
間違っていたらすみません— ☭かんたっくす➵ (@Kantax_USSR091) October 8, 2020
本人の筆かどうかしかるべき機関のお墨付きをもらっておくと、数百年たったときに恐るべき価値がでるかもしれないと思いました。今でも貴重なものかもしれませんが。。。
お大事になさってください。— tokumeikibon 新型原発を! (@tokumeikibon1) October 7, 2020
なるほど・・・多くの方が様々な角度から分析されており、感謝状にどんなことが書かれていたのかが概ね理解できますよね。有り難いことです。
これらの声を受け、@Raboyosiyosiさんは然るべき場所に届けた方がよいと考え、現在は岡山県立博物館にご連絡をされて回答を待っている段階なのだそうです。山本五十六さんの直筆なのか、また写しであれば、どんな経緯で写しが出てるのかといったことは多くの方が気になるところですよね。
祖父は戦争の多くを語ってくれなかった
@Raboyosiyosiさんは、「孫の立場からすると、祖父は戦争の多くを語ってくれませんでした」とも話しています。お爺さまが海軍に属していた事も今回初めて知ったそうで、「祖父が生きて帰ってくれたからこそ生まれてきた」と感謝を示すとともに、大きな戦争に参加していたことに驚いているとのこと。
今回Twitterに投稿したことをきっかけに、ご自身のルーツを知ることにもつながったといいます。
今後、同博物館から連絡があった際には同アカウントにて状況を投稿されるようですので、気になる方は@RaboyosiyosiさんのTwitterをぜひフォローしてみてください!
@RaboyosiyosiさんのTwitter
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出典:Twitter(@Raboyosiyosi)
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