6本の違うゲームをプレイしているはずが、なぜか同じゲームをプレイしている気分になった怪事件
今回は『iPhone Game Cast』さんからご寄稿いただきました。
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6本の違うゲームをプレイしているはずが、なぜか同じゲームをプレイしている気分になった怪事件
あ…ありのまま、ゲームキャストで新作ゲームチェック中に起こった事を話すぜ!
「おれはチェック前のゲームをプレイしていたと思っていたら、いつの間にか前にプレイしたはずのゲームをやっていた」
な…何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…。
違う発売元の、違うゲームをチェックしているはずなのに、すでに内容を確認したゲームを繰り返し何度もチェックしている気がする…!
それに気づいたのは『モンスター召喚ワンダー7』を試している時だった…。
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ゲームはナンバー1モンスターを目指すソーシャル。
「No1モンスターが身に纏う魔力は…白く輝いて見える。しかし、下級モンスターの魔力は赤く血に染まっている」(うろ覚え)。
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ゲームを始めると、秘書キャラクターが「険しいので途中挫けそうになるかもしれませんが、あきらめないでくださいね約束ですよ!」と念押し。
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ポチポチゲーでミッションは全てミニゲーム。
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『タッチザナンバー』的ミニゲームバトルになっていく。
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でもって、ガチャでキャラクターをゲットしていく。
うん、どこにでもある…というか1昔前のソーシャルゲームだ。
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気になったのは『あなただけにご奉仕するの』『BLACKSOULブラザーズ』『サラリーマントレーダーバトルONE・PIPS』『モンスター召喚ワンダーセブン』『ギャンブルファイター』『魑魅魍魎の鎮魂歌』の6ソーシャルゲーム。
おかしいな、『あなただけにご奉仕するの』(左)と『ギャンブルファイター』(右)同じように見えるのは気のせいなのか…?
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いや、『モンスター召喚ワンダー7』(右)と『魑魅魍魎の鎮魂歌』(左)とも同じように見えるぞ…。
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いやいや、『ギャンブルファイター 』(左)と『モンスター召喚ワンダー7』(右)もよく似ているな…。
どれがオリジナルなのかわからん…。
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そうか、分かった!
全部コピーアプリなんだ!
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▲まとめてみたので暇な人は間違い探ししてみて下さい。
しかも、内容にとどまらず AppStore の説明文までコピー。
【ゲームの遊び方】
1. まずはプレイヤー名を決める
2. ●●(バトルの呼び名)を行う
3. カードを進化させて自分だけの最強デッキを組む
4. バトルでライバルやボスをやっつけよう
ちょびっと違うところもあるが、まったく同じ。
ここまでやられると、いっそ清々しい。
ソーシャルゲームはソースをコピーして、メッセージを置換して作る…とは一時期言われたが、本当にそのまま。
最近はさすがに質が上がってきてコピーソーシャルゲームは影を潜めていたのだが…。
違う題材で違う名義でリリースして、違うものに見せようと努力しているのが…。
「しかし、(メイドの)見習い時代のエプロンは血のように赤く」などいささか自動変換が過ぎる内容。
▲コピペ置換が過ぎるw
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競争が激しくなり、「次世代基本無料ゲーム」が出てきはじめたなかで、採算が取れないゲームアプリをコピーしまくってどうにかしようとしたんだろうな…。
ということで、「同じ会社が違う名義で、コピペでゲームを作っていた」というのが、事件の答えか。
コピペアプリに超旧世代アプリの断末魔の姿を見たのだった。
「こんなゲーム、今時売れないっすよ!」
「短期間で大量にコピーして売って、搾取して数で儲ければいいんだよ!」
という、会議の様子を想像してしまった。
そういえば、大昔にコケたソーシャルゲームのソースコードが売りに出されているとか噂で聞いたことがあるなぁ…。
執筆: この記事は『iPhone Game Cast』からご寄稿いただきました。
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