自民党・杉田水脈議員はなぜ調子に乗ったのか 「まだ若いから」とフォローした安倍前総理 政権が変わった今、同士たちの反応は

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自民党・杉田水脈議員はなぜ調子に乗ったのか 「まだ若いから」とフォローした安倍前総理 政権が変わった今、同士たちの反応は

杉田水脈衆議院議員が「女性はうそをつく」と自民党内の性暴力被害を話し合う会議で発言したと報道された旨。発言したのかどうかが曖昧でしたが、最終的に杉田議員がブログで発言を認めました。

振り返れば2018年に『新潮45』(休刊中)に「LGBTカップルは生産性がない」と寄稿し、問題になりました。その当時、安倍前総理は「NEWS23」(TBS系列)で

「私の夫婦も残念ながら子宝に恵まれていません。だからと言って「生産性がない」というと大変辛い思いに、私も妻もなります」と言いながらも

「まだ若いですから、そういうことをしっかり注意しながら仕事していってもらいたいと」
というように答えています。

参考記事:カトパンが珍しく怒りをあらわに!? 杉田水脈議員の「女性はいくらでもウソをつける」発言問題で | TABLO

こういった雰囲気・空気に自民党は支配されてはいなかったのでしょうか。菅政権に変わり、またさすがにMeToo運動の影響もあってか党内からも批判にされる事になりました。

では杉田議員の「同志」とも言うべき人たちは、どうような言動を取っているのでしょうか。当然、フォローしていると思われます。

現在も動画で見られるのが、伊藤詩織さんについてイラストレーターで漫画家のはすみとしこ氏が「枕営業大失敗」というイラストを描き、それを笑って見ていた面々。当のはすみとしこ氏、千葉麗子氏らのツイートを見てみます。

はすみとしこ氏は2日に【男顔負けに仕事したら「名誉男性活躍w」とか見出ししちゃう辺りで、内心女性を馬鹿にしている心理が伺える。記事の中身は斜め読みだがw】とweb ronzaの記事に対して一応、反論しています。 その記事は「女性政治家の信用さえも傷つけた」という論旨です。

また、動画でははすみとしこ氏のイラストに大うけしていた千葉麗子氏。因みにアカウントには「尊皇絶対 生命奉還 神州恢復 朝敵撃滅」と大変勇ましい自己紹介になっています。1日は番宣で2日も同様の内容で杉田議員にはノータッチ。

杉田議員は芸能人ではありません。税金を遣っている国民の為にはたらく公人中の公人です。「ブログで報告」という国会議員は寡聞にして聞いた事がありません(体調不良などを理由に表に出て来ない政治家はいますが)。これほどの騒ぎになった経緯、心情を、中国ブロックに自由民主党と書いた選挙民にも、あるいは性被害に遭われていまだに辛い思いをされている方々にも、説明する必要、いや義務があると思われます。(文◎編集部)

あわせて読む:『風刺画』で言い訳しているのって凄いダサい 小木博明がはすみとしこ氏を番組で痛烈批判 伊藤詩織さん、はすみとしこ氏らを提訴 | TABLO


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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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