伊藤詩織さん快挙「世界で最も影響力のある100人」 反伊藤さん陣営は沈黙 醜い反撃をした杉田水脈議員「(被害)女性は嘘をつく」で炎上必至

伊藤詩織さん快挙「世界で最も影響力のある100人」 反伊藤さん陣営は沈黙 醜い反撃をした杉田水脈議員「(被害)女性は嘘をつく」で炎上必至

これは、『TIME』誌が発表したフリージャーナリスト・伊藤詩織さんへの「世界的評価」に対する当てつけとしか思えません。

自由民主党杉田水脈議員がまたも問題発言。本人は否定していますが、

「25日の党の内閣第一部会などの合同会議で、女性への暴力や性犯罪に関し「女性はいくらでもうそをつけますから」(共同通信2020/9/25より)

よほど悔しかったのでしょう。この合同会議でなぜか、世界的潮流である「MeToo運動」や「セクハラやパワハラは害悪だ」という認識に水を差すかのような、発言。

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杉田議員の発言は、要するに「性被害を受けた女性は嘘をつく」と言っているようなものです。

この呆れた認識に杉田議員は「ヤバい」と思ったのか、すぐ否定したようですが、今も民事で伊藤さんと係争中の、山口敬之元TBS社員にとっては裁判官の心象は悪くなったと言っても良いのではないでしょうか。

同じく、日本人女性としてテニスの大坂なおみ選手は人種差別を訴え「世界で最も影響力のある100人」に選ばれました。伊藤さんは、性被害(セクハラ、パワハラ)に対し自らの被害を世にさらしながも、性被害、セクハラに身体を張って戦ってきました。この2人の女性の活躍は「弱者に優しい世の中であるべき」という方向へ日本社会が形成されていくであろう、希望のようなものです。

が、この評価を苦々しく思っている集団がいる訳です。

「枕営業大失敗」という下劣なマンガ・イラストを描いたはすみとしこさんと、それを見て「この人達の精神状態大丈夫か」と思うくらい手を叩いて大笑いした元電脳アイドル(懐かしい)千葉麗子さん。そしてその隣で笑っていた杉田議員(読者の皆さんにおかれましてはYouTubeにその模様の動画が残っているので、検索してみて下さい。9月25日現在ではまだ見られます)

杉田議員やはすみとしこさんや千葉麗子さんたちには、同じ自民党の三原じゅん子議員の有名なセリフ「恥を知りなさい」という言葉を捧げたいと思います。

参考記事:『風刺画』で言い訳しているのって凄いダサい 小木博明がはすみとしこ氏を番組で痛烈批判 伊藤詩織さん、はすみとしこ氏らを提訴 | TABLO

そう、今こそ女性国会議員たちが、こういった言葉に対して抗議の声を挙げるべきではないでしょうか。それが出来ないから、世界から「日本は未だに男尊女卑社会」といったような評価を受けてしまっている訳です。

どうですか、自民党の女性国会議員の皆さん、杉田議員の発言に対して「そうではない、自民党は女性の進出を推進している党です」と、発言してみてはいかがですか。

「安倍政権の持続」を訴えた菅総理。安倍政権では「女性が輝く日本へ」をキャッチコピーにしてきました。菅総理も自身の言葉に忠実になるのであれば、「女性が輝く」ように政治を司る事でしょう。同じ党内に杉田議員のような、菅総理の方針に反するような発言をする議員がいても問題ないのでしょうか、あるでしょう(支持率落ちますよ)。(文◎久田将義)

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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