滋賀県で“お城”の魅力伝える「近江の城カード」人気、第2弾も登場
滋賀県では、中近世にかけ、1300以上もの城郭が築かれた歴史がある。その数、単一面積あたりで「日本一」を誇る。
現在行われている大型観光キャンペーン「戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖」のプログラムとして、滋賀県内にある城の魅力を現地でもっと知ってもらおうと、城の写真と基本情報を掲載した「近江の城カード」を一般配布している。カードは無料、ただしカード入手のために入場料などが必要な場合があるので要注意。
第1弾として、坂本城や彦根城、安土城など8城のカードを配布。これが好評だったため、2020年9月19日から、新たに第2弾として7城が追加された。追加された城は、佐和山城、小谷城、賤ヶ岳城など(第1弾で配布終了となって再配布がない城もある)
滋賀県の観光サイト内では、特設サイトで「近江の城50選」を公開中。1300を超える城郭の中から、安土城や長浜城など有名な城をはじめ、最近発掘されてその全貌が明らかになりつつある城、近江の城郭の秘められたエピソード、滋賀ゆかりの人物などを紹介している。
「戦後ワンダーランド滋賀・びわ湖」は、2021年3月7日まで開催している。会場は滋賀県全域で、戦国時代の人物、史跡、逸話や伝承などに焦点を当て、その魅力を体験できる観光キャンペーン。かつて織田信長や豊臣秀吉、明智光秀らが滋賀県内に居城を構えたほか、石田三成や蒲生氏郷ら、滋賀にゆかりある名だたる戦国武将は多い。
戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖
特設サイト「近江の城50選」
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