棺桶やトイレの個室で“安全”な恐怖体験 「怖がらせ隊」プロデュースの「withコロナ ホラーフェス2020」愛知で開催[ホラー通信]

車に乗って体験する世界初の「ドライブインお化け屋敷」など、近年話題の新型お化け屋敷を生み出しているクリエイター集団「怖がらせ隊」が、新型コロナウイルス感染対策を徹底した3つのホラーアトラクションをプロデュース。「withコロナ ホラーフェス2020」と題し、愛知・ラグーナテンボス内のテーマパーク「ラグナシア」にて2020年10月3日より期間限定でオープンする。

ホラーアトラクションは、恐ろしい着ぐるみが登場する「憑きぐるみ ミミちゃんの祟り」8月に新宿で開催され話題となった、棺桶に入って体験する“密回避”のお化け屋敷「絶叫棺桶」、本物のトイレを丸ごと使って“花子さん”の都市伝説を再現する「戦慄!トイレの花子さん」の3種類。いずれも、ユニークなアイデアで新型コロナウイルスの感染対策を盛り込んでいる。

着ぐるみで飛沫感染防止! 「憑きぐるみ ミミちゃんの祟り」

ラグナシアで子どもたちに人気を博す、ボックス型ライドのアトラクション「マジカルパウダー」。妖精の世界を探検するこのアトラクションには、実は変わった人形が存在していた……。それは、不気味な顔立ちをしている“ミミちゃん”。その容貌で恐れられ、仲間はずれにされたミミが怪奇現象を引き起こす。

あなたはラグナシアから依頼を受け、ミミの作者である女性と一緒に、閉園後のアトラクションを点検することとなる。なぜミミはこんなことをするのか? 勇気を出してその真相を見届けよう。

キャストが着ぐるみを着用することで、飛沫感染を防止。ミミちゃんが目前まで接近してきても、新型コロナ対策の意味では安全だ。ただし絶対怖い。

棺桶に入れば密回避! 「絶叫棺桶」

8月に新宿で開催され大きな話題となった「絶叫棺桶」を、ラグナシアで再演!

「絶叫棺桶」は、棺桶に入って体験する監禁型お化け屋敷。自力では出られない絶望感の中、耳元で聞こえる声、体に触れる何か、目の前に迫る亡霊の恐怖に耐えなければならない。もちろん閉所恐怖症の方にはおすすめしない。

密閉を回避する空気穴のある特別仕様の棺桶を使い、除菌消毒もばっちり。新型コロナ対策の意味では安全だ。ただし絶対怖い。

トイレの個室で密回避! 「戦慄!トイレの花子さん」

公共トイレの個室って、なんか怖いよね。

こちらは、本物のトイレをまるごと使用した体験型ホラーアトラクション。ひとりずつトイレの個室に入り、ひとりぼっちで都市伝説の“花子さん”を呼び出す……。様々な説がある“トイレの花子さん”だが、この花子さんが無害である保証はどこにもない。

トイレの個室に入ることで密を回避、怨霊との密接対策も行われるという。毎公演ごとに除菌消毒も行われ、場所はトイレとはいえ清潔だ。ただし絶対怖い。

このほか、「withコロナ ホラーフェス2020」期間中のラグナシアでは、土日祝の日没後に、大海原や港町で散っていった複数の亡者たちが園内に突然登場する「ゴーストグリーティング」も行われる。生者と死者であっても密接・接触はNGなので、ソーシャルディスタンスを保って亡者を見守ろう。触らぬ神に祟りなし。

ラグーナテンボス×怖がらせ隊 Presents withコロナ ホラーフェス2020
期間:2020年10月3日(土)~ 2020年12月6日(日)
時間:
【平日】14:00 ~ 閉園30分前
【土日祝】開園 ~ 閉園30分前
場所:ラグーナテンボス ラグナシア
公式サイト:www.lagunatenbosch.co.jp/event/2020/horror-fes/index.html

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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