Jリーグ「観客5000人」レポ、コロナ感染対策PRはアイドルもマスコットも
サッカー・Jリーグ、2020年の観客数は、新型コロナウイルスの感染拡大によって遅れた開幕戦からしばらく「無観客」で実施され、7月上旬から「上限5000人」となっていた。さらに9月半ばにその規制が緩和される。ただ、上限撤廃にはまだほど遠く、全席座席指定はまだ続く。
先日のプロ野球に続き、今度はJリーグを現地で観戦した際、その時にも「コロナ対策」が至るところで見受けられた。
まずは入場ゲートでの、サーモグラフィーによる「検温」の実施。ここで「37.5度以上」の熱があると、入場できない。やや冷や冷やしつつも平熱で、無事通過。その後、手指の消毒も促されたので素直に行った。
この試合の主催は、名古屋グランパス。来場者へのコロナ対策のお願いが、スタジアムの各所で見かけた。
コロナ禍では、当たり前のことばかり。特段変わったことはない。
Jリーグのスタジアム、観客収容人数はスタジアムごとにかなり異なる。
このパロマ瑞穂スタジアム、Jリーグ開催時の場合は「最大20000人」だ。その中で5000人なので、すべての座席が販売され、4席1人、という状況。野球などと比べるとやや密である。
ただ、この日の観客数は「4005人」だったのもあってか、それほど密には感じなかった。
なにより、観客のマナーが良い。試合中はほぼ離さずゲームに集中。アルコールの販売が禁止なため、酔っ払いもおらず、スタジアム内に持ち込んでいるのも一切見かけなかった。
この試合、「SKE48」の松井珠理奈さん、青海ひな乃さん、荒野姫楓さんがゲストで来場していた。登場していた時、ずっとマスク姿だった。
しかし、マスクをしていたのは、アイドルだけではなかった、マスコットキャラクター(グランパスファミリー)まで皆、マスク!
グランパスくん以下、グランパスファミリー全員のマスクは、よく見るととても立派。
スタジアムとは別に、名古屋グランパスのオフィシャルショップ「クラブグランパス」で見かけた「お願い」もかわい・・・いやとても訴求力があった。しっかりマスクをしている。
マスコットにもしっかりマスク。なんだか意識が高いチームである。
スタジアムのサポーターの中には、そのグランパスくんのマスクを着けている人も多かった。名古屋グランパスのウェブショップで販売されている。マスクではなくマウスカバーだが、なんとミズノ製。
S・M・Lとサイズがあるうち、Sしかすでに在庫がないので、人気ぶりが垣間見られた。
(Written by トラコ)
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