『24時間テレビ』募金持ってこいと言ってる人が給料とギャラもらってる
違和感を感じざるを得ない。そう、「募金をコチラまでお持ちください!」と言っている『24時間テレビ』出演者たちに対してである。ボランティアや募金活動をどんどん牽引している人たちが給料やギャラをもらっているということは、本人たちはボランティアや募金を一般市民に推奨しておきながら、自分たちはボランティアではなく “金になる仕事” としてやっていることになる。事実、そうだ。
欧米のボランティアやチャリティー活動を推奨する番組では、出演者はもとより、放送しているテレビ局すら利益を求めずにボランティアに徹しているという。日本テレビの『24時間テレビ』も自社の利益を募金としてまわせば、どれだけ多くの人たちが助かることだろうか。
『24時間テレビ』では定番となっている100キロマラソン(タレントが100キロ前後を走るコーナー)で、感動した人たちも多くいることだろう。しかし、芸能事務所(もしくはタレント)に数百万円というギャラが出ている事実を知ったらどうだろうか?「金もらえるならオレだって走るっつーの!」という声がインターネット掲示板に多々あるのも事実である。
多くの部分で不透明かつ釈然としない部分が多くある『24時間テレビ』。この番組により多くの障がい者たちや施設が助かっている側面はあるものの、チャリティー番組の冠をかぶりつつ利益を得ている番組関係者たちがいるのも事実。
『24時間テレビ』に対して「もしギャラが出ないとなったら何人のタレントが残るか見てみたい」と、意見を書き込みしている人がインターネット掲示板にいた。確かにそのとおりであり、利益をすべて募金することになったら、日本テレビが今後も番組を続けるかどうかも知りたいところである。
日本テレビにとって、『24時間テレビ』は仕事でしかないのだろうか? チャリティー番組で利益を得ているこの事実。国民感情を考えると、アリかナシかでいえば「ナシ」なのではないだろうか?
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