「まさかの同族」「それやったわ」 姉に電話するフリをして化粧品を揃える男子のマンガが微笑ましかった

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昏睡状態となっていた2年間で女装が世界的に大流行して、主人公ナナキの男子校も女装男子だらけになっていたというストーリーの『女装パンデミック』が『コミックヴァルキリー』で連載中の品川ミクズさん(@m1kuzu)が、Twitterでマンガ『姉のおつかいで化粧品を買いに来た男の子』を発表。そのまさかの展開にさまざまな反応が集まっています。

「姉貴!化粧品売り場来たけどどれ買うの?」と電話しながら店内を歩く男子。「威勢堂?のファンデ?これかな」「グチブラのグロス……?ああ口紅か。ピュアレッドって何色だよ……」「キャンメイドのマニキュア?うわっ種類多いな、どれ?」といいつつお会計へ。レジの間も「もうこれっきりにしてくれよな。男が化粧品買うの結構ハズいんだぞ」と話し、店員さんの「ありがとうございましたー」の声を背に「うん、じゃあ切るから」と電話を終わらせます。

ここで「よっしゃ成功!『姉と電話するフリして自分用のコスメを買う作戦』!!」と冷や汗をかきながら思う男子。「怪しまれずに買えた……!これでやっと女装できる~!」と楽しみに思っています。が、それを見送る店員さん、「懐かしいな~初心者の頃オレもああやって買ってたな~」とほっこり。女装男子には、その手法バレバレでした!

「“恥ずかしがり屋の男の子が化粧品を初めて買うとしたら、どんな行動と取るかな”と考えてみて真っ先に浮かんだのが今回描いた方法でした」という品川さん。女装の魅力について尋ねると、「初めて女装をしたきっかけや、そこから女装にハマっていく過程、さらに女装をして取る行動などが、人やキャラクターによって全く違ってくるのが魅力だと思っています。女装を題材にした漫画を描く際も、読む際も、主にそういう部分に着目して楽しんでいます」といいます。

「まさかの同族」「貴方もか」といった反応のほかに、「それ妹でやったわ」「参考にしたい」といった声も上がっていたことについて、品川さんは「どちらかというと“もしこんな男の子(女装男子)がいたらかわいくない?”と思って公開したマンガだったので、”やったことある”“あるある”など女装男子から共感の声が多く届き驚きました」とコメントしてくれました。

なお、品川さんの『女装パンデミック』は第1巻が2020年7月31日に刊行されています。「個性的な女装男子たちが毎回新登場するので、気になった方は是非ご覧ください」とのことなので、こちらも要チェックです。

『女装パンデミック』(コミックヴァルキリー)
https://www.comic-valkyrie.com/josopan/ [リンク]

※画像はTwitterより
https://twitter.com/m1kuzu [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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