もしも電信柱の変圧器が落ちてきたら…… コワい妄想が暴走する女の子のマンガが自粛生活向きかも?
『まんが4コマぱれっと』(一迅社)で『好きこそももの上手なれ!』を連載中の楠元とうかさん(@iro1v1i)がTwitterに『少女と(ネコ)の日常』と題した創作マンガを発表。女の子の怖がり妄想が可愛らしい作品になっています。
少女との日常 pic.twitter.com/Gcd0ZbtlKF— 楠元とうか (@iro1v1i) August 26, 2020
本屋に行こうとしている女の子とネコですが、「歩いているといつも気になるアレ。いったい何なんだろう」と思うモノ。なんの変哲もない電信柱に取り付けられている柱上変圧器ですが……。
そもそもバランスがおかしいきがするし…もし…何かの拍子で落ちてきたら」と考えはじめ、自分の頭上に落下してグシャッとなるところまで妄想。「ねえ…あれってさ、落ちてきそうで怖いよね」と震えながら言うと、ネコは「調べたけどたぶん事故とかはないと思うで?」と冷静に返答。ですが女の子は「違う!」と言い出して……。
「い…今まで落ちてこなかったからって、これからもないってことにはならないでしょ?」と主張する女の子。「信号機だって、標識だって、女の子だって落ちてくるかもしれないよ!」と妄想が暴走。そうなると周囲のもの全てが危険に見えてきて、「外は危ないから家に帰ろう!」となるのですが、ネコに「いや…なにいうてんねん」と突っ込まれるのでした。
「子どもの頃から“もし〇〇が〇〇したら私は死ぬんじゃないか?”という想像をする癖があって、その中の一つを漫画にしてみようと思いました」という楠元さん。この女の子とネコは「どちらも私自身の考え方モデルになってます。女の子は自分の感覚的な部分、猫は自分の論理的な部分をモデルにしています。漫画にするにあたって、読んでもらう人に伝わりやすくなるように相反する考え方を2人のキャラクターに分けて描きました」とのこと。
「女の子の気持ちがわかる気がする」という声があったほか、「女の子落ちてきて」「自粛生活にぴったりの性格」といった反応が集まってきたことについて、楠元さんは「意外に“わかります”というご感想いただけたことが嬉しかったです。あまり自分のそういう話を共感してもらえることが少ないので新鮮でした。柱上変圧器についての知識などを教えてくださった方もいて勉強になりました」とコメントしてくれました。
なお、楠元さんの『好きこそももの上手なれ!』は2020年10月22日に刊行予定。「今後もtwitter漫画を描いていく予定です!どちらもよろしくお願いします!」とのことなので、どちらもチェックしておきたいところです。
※画像はTwitterより
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乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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