母の愛情がなせるワザ。「耳の聞こえない私がドラマを楽しむ方法」に泣いた…

インスタのミカヅキユミさんは、聴覚障害者を主人公としたセミフィクション(実話を基にした創作)漫画を日々投稿しています。
今回ご紹介するのは「かげひなたに咲く花」シリーズの「母、ドラマの文字起こしをする」です。聴覚障害により、当時流行していたドラマを見ても内容がなかなかわからなかった主人公の花さん。そんな花さんを見て、母は「手書きの文字起こし」をしてくれたのですが…。
それではどうぞ↓






セリフは全て手書きで書かれていたようです。










ミカヅキユミさんのコメント↓
当時の母のやり方は録画したビデオを再生して、
台詞を聞き取る→一時停止→書く→再生
…の繰り返しだったと思うんですね。
ドラマ1話分で50分くらいでしょ?
きっと何時間もかかったんだろうな、って。
あの何枚にも及ぶメモを見た途端に、母が一生懸命作業している姿がぶわ~って浮かんできたんですね。
メモを見ながらドラマを観ているあいだも「あぁ、この鮮明な世界の裏には
お母さんのあの姿があるんだよな…」という想いが頭の片隅にありました。

ミカヅキユミさんのコメント↓
『情報提供施設』とは、身体障害者福祉法に基づいて作られた施設です。
全国に設置されていまして、『聴覚障害者情報センター』では字幕付き映像(DVD)の貸出、要約筆記講座、手話講座をやっているところもあります。
DVDの貸出&返却は郵送でも可能だったと思います。遠方の方でも安心ですね。
(※地域によるかもしれませんので、借りたい方はよく調べてみて下さいね~!)







素敵なお話ですね…✨
自分が子供を育てる立場になって、当時のお母さんの心情を理解した花さん。思ったことをその場で伝えるって、難しいけれど大事なことですね。お母さんの優しさと、子供時代の花さんの母を想う健気さに、心が温かくなる投稿でした…!
作品提供:ミカヅキユミ
ブログ:背中をポンポン
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