薄毛の悩みを解消する増毛テクノロジーの進化 樹脂製のカツラ留め具が登場
人にはなかなか言えない悩みの“薄毛”。増毛のためにカツラを装着していても、カツラならではの悩みがまた利用者のストレスになることがあるようです。その多くは、カツラを頭に固定する留め具が金属製であることが原因。この留め具を樹脂製にすることで、カツラの悩みを解消する製品が登場しました。
樹脂製の増毛サポート用品『プラコネクト』は、スヴェンソンが11月1日に発売した新製品。カツラの内側に取り付け、クシ状になった部分を自分の髪の毛にからめて装着する留め具として利用します。
これまでカツラの留め具は金属製。そのために次のような悩みがありました。
・金属探知機に引っかかる
空港で金属探知機を通過しようとすると、留め具が検出されてカツラ使用者だとバレてしまった
・金属アレルギーにはツラい
留め具は頭皮に密着するので、金属アレルギーの人はかぶれてしまう
・サウナで熱い
サウナに入ると、留め具だけ加熱して頭が熱い
・フラッシュはたかないで
カメラ撮影でフラッシュをたかれると、留め具が光を反射して目立ってしまう
・1日に何度も付け直しが必要
長く装着していたり汗をかくと留め具が緩んでくるので、付け直しが必要
『プラコネクト』は樹脂製なので、金属製に由来する上記の悩みを解消。金属と比べて固着力が低下しにくく、クシ状部分の形状を工夫しているため、髪が濡れた場合では金属製の約1.4倍の固着力を発揮するそうです。肌色と黒の2色をラインアップしているので、白髪の頭でも留め具が目立つ心配もありません。
カツラの世界でもテクノロジーの進化が続いているんですね。「自分には関係ない」と思っていても、いつかはお世話になるかもしれないカツラ。将来のためにも最新情報を頭に入れておくとよいのでは。
増毛ネット
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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