近視の進行抑制を目指す!「クボタメガネ」の概念実証試験が成功

access_time create folderデジタル・IT

窪田製薬ホールディングス株式会社(以下、窪田製薬HD)は、ウェアラブル近視デバイス「クボタメガネ」の概念実証試験を行い、一定の効果が確認されたことを発表。同デバイスの開発は、窪田製薬HDの100%子会社であるクボタビジョン社が行う。

ウェアラブル近視デバイス「クボタメガネ」とは?

眼科医療ソリューションを手がける窪田製薬HDは、眼疾患に悩む人の視力維持と回復に貢献することを目指している。同社は、米国のクボタビジョン社を研究開発の拠点として、革新的な治療薬や医療技術の開発に取り組む。

そして、現在開発が進められているクボタメガネには、独自のアクティブスティミュレーション技術「クボタメガネテクノロジー」が活用されている。これは、網膜に人工的な光刺激を与えることにより、近視の進行抑制を目指す技術だ。

米国における試験で、一定の効果を確認

クボタメガネに関する今回の概念実証試験は、米国にある眼科専門の研究所「Manhattan Vision Associates」にて行われた。近視傾向のある18歳から35歳までの25名が被験者となり、前述のクボタメガネテクノロジーを用いたウェアラブルデバイスを数時間にわたって装着。結果として、近視の一種「軸性近視」の抑制につながる眼軸長の短縮が確認されたという。

窪田製薬HDは、今年中のプロトタイプ完成と来年中の商業化を目標に、今後も開発を進めていくとしている。

PR TIMES

(文・早川あさひ)

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 近視の進行抑制を目指す!「クボタメガネ」の概念実証試験が成功
access_time create folderデジタル・IT
local_offer
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。