心の停滞を見つけ出す10のチェックポイント
むしゃくしゃする、やる気が出ない・・・ネガティブな気分になることは、誰しもあるだろう。では、こういったモヤモヤ、イライラをどうやって晴らせばいいのだろうか。
その一つの手段として、マインド・デトックスというのがある。
『もう落ち込みたくないと思ったら読む本』(吉田エリ/著、河出書房新社/刊)では、アトリエワイエス主宰・表現アートセラピストである吉田エリ氏が、心の不要品を一掃するマインド・デトックスのメソッドを紹介する。
では、その「マインド・デトックス(心の浄化)」とは、何をすることなのだろうか。
デトックスはリセットするような根本的治癒をうながすもので、マインド・デトックスとは、心のエネルギーを妨げる感情や欲求など、心を停滞させる状態を見つけ、それらを掃除するような作業のことだ。
続いて、どんなときにデトックスする必要があるのだろうか。それには、10このチェックリストがある。
1、考えすぎ…、そう思ったとき
2、言いわけばかりしているとき
3、ものごとを先送りにしているとき
4、モヤモヤしているとき
5、後ろめたいとき(罪悪感を抱いたら)
6、人や自分を裁いているとき(自分や自分の考えを正当化しているとき)
7、何かに駆り立てられているとき(焦っているとき)
8、葛藤しているとき
9、思い通りにいかないとき(むしゃくしゃした気分のとき)
10、わかってもらえないと思っているとき
いくつ該当しただろうか。こんな状態に囚われながらでは、先に気進もうとしてもうまくいかない。思い当たることがあれば要チェックだ。
例えば、2つ目の言いわけばかりしているとき。「だって…」「でも…」が口癖になってしまっている人は意外に多いのではないだろうか。人は言いわけをしているとき、守りの態勢に入っている。「守らなくては」という思い込みは、慢性的な不安の現れだ。それはいつも危険と隣り合わせにいるようなもので、大きなストレスがかかっている状態だといえる。
まずは不安を解放し、楽な気分で過ごしてみることがいいようだ。
物事がうまくいかない、なんだかモヤモヤして気分が晴れない。そんな状態にあるときは、何かしらの原因があるはずだ。
心を一旦整理してみれば、原因もわかり、気分が晴れる糸口になるはず。まずは自分の心の状態をチェックしてみてはどうだろうか。
(新刊JP編集部)
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