ロブ・ゾンビ監督作『スリー・フロム・ヘル』ほか個性強めの6作品上映 「シッチェス映画祭2020」開催[ホラー通信]
なんだかスゴいぞ。
ジャンル映画に特化したスペインの映画祭「シッチェス映画祭」から、よりすぐりの作品を日本で上映する「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」が、東京・愛知・大阪にて開催決定。タイトルやポスターから個性が溢れんばかりの6作品が上映となる。
ラインナップの目玉となりそうなロブ・ゾンビ監督作『スリー・フロム・ヘル』は、殺人一家ファイアフライ家を描く『マーダー・ライド・ショー』シリーズの第三弾にして完結編。2019年9月に惜しくも亡くなった、シド・ヘイグ演じるキャプテン・スポールディングをスクリーンで目に焼き付けたい。
オカルトホラーにユダヤ教やホロコーストの歴史が絶妙に絡み合う異色作『ザ・ヴィジル~夜伽~』。本作が長編デビューとなるキース・トーマス監督作品。
恋人の父親に殺意を持つ青年、屈強な悪徳刑事、復讐心を秘めた娘の殺意が衝突する『とっととくたばれ』は、激痛もののゴア描写をポップな映像とブラックユーモアで包み込む、ロシア発のハイテンションなコメディスリラー。
“時間のループ”によって、3人のサイコパスと人喰い犬から何度も襲撃・惨殺される夫婦を描いたシュールなホラー『ココディ・ココダ』。監督はデビュー作『いつも心はジャイアント』が絶賛されたスウェーデンの俊英ヨハネス・ニホーム。
四肢麻痺を抱える少女の介護犬が、謎のウイルスに感染し凶暴化。密室空間の中で“人間VS狂犬”の壮絶バトルを描くサバイバルホラー『VS 狂犬』。監督が脚本の年齢設定を変えてまで起用した、当時18歳の主演俳優パウラ・デル・リオが熱演を見せる。
ディストピアと化したトルコを舞台に、ジョージ・オーウェルの「1984年」を思わせる管理社会の恐怖を描く悪夢的社会派スリラー『恐怖ノ黒電波』。以上6作品が上映となる。
東京・大阪は10月、愛知は今秋開催予定。
「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2020」
ヒューマントラストシネマ渋谷:10月30日(金)~11 月 12 日(木)
シネマスコーレ:今秋開催
シネ・リーブル梅田:10月30日(金)~11月12日(木)料金:当日一般:1,600 円/専門・大学生、シニア:1,200 円/高校生以下:1,000 円
公式サイト:https://www.shochiku.co.jp/sitgesfanta/[リンク]
配給・宣伝:ブラウニー、協力:松竹
全作品の画像はこちらhttps://horror2.jp/41364
『スリー・フロム・ヘル』
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