著名人のTwitterアカウントを乗っ取ってのビットコイン詐欺事件 主犯格はフロリダ州在住の17才少年

7月15日に発生した著名人のTwitterアカウントを乗っ取り、仮想通貨のビットコインを送付させる詐欺事件。


https://twitter.com/CBCAlerts/status/1289281789056430081

バラク・オバマ元米大統領やジョー・バイデン次期大統領候補といった政治家から、Amazonのジェフ・ベゾスCEOやテスラのイーロン・マスクCEOといった著名人のアカウントが乗っ取られてしまったことから大きなニュースとなりました。

Three Individuals Charged For Alleged Roles In Twitter Hack
https://www.justice.gov/usao-ndca/pr/three-individuals-charged-alleged-roles-twitter-hack[リンク]

7月31日、米司法省は3名の容疑者を逮捕・起訴したことを発表しました。起訴されたのは、フロリダ州タンパ在住のグラハム・アイヴァン・クラーク容疑者(17才)、イギリス在住のメイソン・シェパード容疑者(19才)、フロリダ州オーランド在住のニマ・ファゼリ容疑者(22才)の3名。

同省の発表によれば、この事件で100件以上のTwitterアカウントがハッキングされ、10万ドル(約1050万円)以上のビットコインが騙し取られる被害にあったとのことです。

Prosecutors: Tampa teenager charged in historic Twitter hack(YouTube)
https://youtu.be/TJDLVlKXmNo


アメリカメディアも、当初予想されていた北朝鮮やロシアによる犯行ではなく、自国民の犯行だったことに驚きを隠せない様子。

なお、主犯格のクラーク容疑者は、通信詐欺や個人情報の不正使用など30件以上の容疑で起訴されています。

※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/TheJusticeDept/status/1289303714688196608

※ソース:
https://www.justice.gov/usao-ndca/pr/three-individuals-charged-alleged-roles-twitter-hack

(執筆者: 6PAC)

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