【テレビ】NHKの歴史教養ドラマが映画化 要潤と杏が「安土城焼失の謎」に迫る
NHK総合の人気番組「タイムスクープハンター」が映画化され、2013年夏に全国公開される(ギャガ配給)。映画版の主演も務める俳優の要潤は、「映画化は番組スタート時からの夢だった。映画はお金を払って見に行くものですから、世の中に認められたという思い。試行錯誤して作ってきた番組なので、感極まるものがあります」と意気込みを新たにしている。
同作は、要扮(ふん)する時空ジャーナリスト“タイムスクープハンター”の沢嶋雄一が、タイムワープ技術を使って過去の時代を取材する、ドキュメンタリードラマ風の歴史教養番組。2008年にスタートし、12年には第4シーズンが放送された。映画では、沢嶋らタイムスクープハンターたちが、戦国時代に織田信長の手で造られ、わずか数年で謎の焼失を遂げた安土城をめぐる謎に迫る。テレビ版でもおなじみの沢嶋のサポート役・古橋ミナミ(杏)に新人ハンターのヒカリ(夏帆)らを加え、一同は時代を超えて歴史のうねりに飛び込んで行く。共演は他に時任三郎、上島竜兵ら。
ロケ現場で取材に応じた要は、「テレビ版ではあまり(自分が)映らない設定ですが、映画では映っているシーンがかなり多い。番組が始まって4年になりますが、久々に本気の芝居になる」と役者魂に火が付いたことを明かす。テレビ版から引き続き、監督・脚本を務める中尾浩之氏も「要さんはハンサムなので、ジェームズ・ボンド的な完璧な役にしようと思っていたが、いい意味で抜けたところなどが味になって、想像を超えたキャラクターになった」と要の好演ぶりを絶賛した。
番組のファンだったことが縁で、第2シーズンから出演している杏は「現場の中尾監督は、モニターを首からぶら下げて撮影中も移動している。ライブ感はそんなところから生まれるのかも」と作品の魅力を語るとともに、「台本のせりふには顔文字が付いていることもあり、おちゃめな監督です。テレビとは違って、映画では台本がちゃんと製本されていました」と舞台裏を暴露。対する中尾監督は「製本するのが好きじゃないんですよね」と苦笑いしながら、「テレビの要素を踏まえつつ、映画ではトリッキーな構成をした。撮影ではいい意味のハプニングもあり、見たことのない次元に到達できたのでは」と十分過ぎる手応えを語った。
「タイムスクープハンター」(NHK総合)
要 潤 (カナメ ジュン)
生年月日 1981/02/21 (うお座)
杏 (アン)
生年月日 1986/04/14 (おひつじ座)
出身地 東京都
(c)テレコ!
情報提供:東京ニュース通信社
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