お弁当の準備が時短でラクに!お弁当箱収納のコツ
整理収納アドバイザーの資格を持つ、赤工友里さん(@kazokushuno_yuri)は、家族が幸せになる収納が得意です。今回はお弁当箱収納のコツを教えてもらいました。お弁当箱収納が決まっていない人は、ぜひ参考にしてください。
赤工友里さん(@kazokushuno_yuri)
整理収納アドバイザー。家族が幸せになる収納=『かぞく収納』をSNSで発信中。
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人別収納ですぐ取り出せる!お弁当箱収納
子供たちのお弁当を作るタイミングは、学校が違うとバラバラになることがありますよね。赤工さんが行っている、人別のお弁当箱収納は、お弁当を作るタイミングがバラバラでも、作る人の分だけをさっと取り出して準備ができます。
準備の時短にもなる収納方法、ぜひ真似してみてください。
お弁当箱の収納場所は状況に合わせて変えていく
赤工さんは、ワーキングマザーの経験から「家の中が整うと家族が自立し笑顔が増える」と感じ、家族が幸せになる収納方法を紹介しています。収納は、家族の生活をしやすくするためにあると考えていて、見た目のキレイさだけではなく使いやすさも重視されています。
今回のお弁当箱収納は、学校が始まりお弁当を作らなくなるという生活サイクルが変わったタイミングで見直しをしました。
現在の食器棚は、1番上には使用頻度の少ない大皿、上から2段目はお弁当箱、3段目と4段目は使用頻度の多いお皿を入れています。
少し高い位置に置くお皿は重ね過ぎると取り出しにくくなるので、アクリル仕切棚を利用して、分けて収納しています。同じ種類のお皿が重なっていると整っていて、どこに何があるかがとても分かりやすいですね。
それまではお弁当作りが多かったので、取り出しやすいように下から2段目にお弁当箱を収納していました。夏休みになると毎日お弁当となるので、また取り出しやすい場所に移動します。
暮らしは変わっていくものなので、その時その時に合わせて変えていくのが、赤工さんの生活しやすい収納作りのコツです。
収納ボックスにはラベルを貼る
お弁当箱収納用のケースは3つあり、人別に分かれています。左はご主人様のお弁当箱、真ん中と右が子供たちのお弁当箱です。
赤工さんの子供たちは、小学生と保育園児なのでお弁当を作る日がバラバラです。そのため作る時に必要な人の分だけ取り出せるように、人別収納をしています。この方が一気に準備ができ時短になるそうです。
収納に使っているボックスのサイズは、24cm×17cmです。取手付きの収納ケースを使うことで、高いところにあっても取り出しやすくなっています。
収納ボックスにはラベルを貼ることで、何が入っているかがわかるようにしました。ただここは赤工さんのみが触る場所なので、ラベルに名前やイニシャルなどはありません。
赤工さんは、場所によってラベリングも使い分けています。家族で共有する場所や、自分でも把握しづらい場所は、ラベリングはわかりやすさを重視しています。
例えば家族に小さい子供がいるのに、イニシャルや英語や漢字ではラベリングの意味がないため、子供もちゃんと読めるひらがなや絵・写真でラベリングしているそうです。
お弁当箱だけじゃない!必要なものを一式揃えておく
赤工さんは、効率的にお弁当準備ができるように、収納ケースの中に必要な物をすべてまとめています。写真は保育園に通うお嬢様分のセットです。お弁当箱、箸セット、お弁当袋、フルーツ容器(赤いケース)を収納しています。
このように1ヵ所にまとめておくと、収納ケースごと出せば、お弁当をつめるところから包むところまですべてできますね。収納している場所が異なると、例えば子供部屋にお弁当袋を取りに行ったり、引き出しを開けてお箸セットを出したりと動作が増えます。
朝のお弁当準備を効率よく短時間で済ませるために、人別にセットするお弁当箱収納はおすすめです。
もし家族何人分かを毎日作る場合のお弁当箱収納は、家族分を1つのケースにまとめておいた方が使いやすいですよ。その時も行動のステップを少なくして準備ができるように、必要な物はまとめておくのがポイントです。
赤工さんは、「使いにくいな」と感じた時が収納を見直すタイミングだと考えています。今の暮らしに合っているかどうかを感じながら、違和感があれば見直しをしてください。
暮らしや生活サイクルの変化、子供たちの成長によって、収納場所を変えていくことが生活しやすい収納作りのポイントです。
おわりに
収納することを意識すると、物を隠してしまったり、取り出すための行動のステップを増やしてしまいがちです。ただ物を突っ込んでいるだけだと収納ケースの中で探すことも。一つの箱でいっぺんに必要な物が用意できると、とても効率がいいですね。お弁当箱収納に限らず、よく使う物はセットにして収納してみてはいかがでしょうか。
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