マライア・キャリー、デビュー作30周年を祝う謎めいたティーザーを投稿

2020/07/16 14:10 Billboard JAPAN

　現地時間2020年7月14日にマライア・キャリーが、デビュー・アルバム『マライア』の発売から30周年を祝う計画を発表した。

　マライアは、インスタグラムに「MC30、毎週金曜日」とキャプションを付けて、1995年のオル・ダーティー・バスタードによる「ファンタジー」のリミックスの象徴的なオープニングのリフをバックグラウンドに、ミュージック・ビデオ、アルバムのアートワーク、ライブ・パフォーマンスなどのモンタージュを投稿した。

　マライアが、Lambily（マライア・ファンの総称）へどのようなサプライズやレアな企画を考えているか不明だが、Black Lives Matter（ブラック・ライブズ・マター/BLM、黒人の命は重要）の抗議が全米に広がる中、人種的公平のための戦いに焦点を当てるため、この発表は当初の計画から1か月延期された。また、マライアはこの節目に合わせて、9月29日発売の自身初の回顧本『The Meaning of Mariah Carey』の準備をしている。

　1990年6月12日にリリースされたデビュー・アルバム『マライア』からは、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で「ヴィジョン・オブ・ラヴ」、「ラヴ・テイクス・タイム」、「サムデイ」、「アイ・ドント・ウォナ・クライ」のシングルが4枚連続で1位を獲得している。また、アルバムは米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で11週連続1位を記録し、最終的に【アメリカ・レコード協会】により9回のプラチナを認定されている。