オクラのフライレシピ!サクッ&もっちり食感でビールが進む2選
オクラは茹でておひたしやあえ物にすることが多いですが、揚げ物もおすすめです。そこで今回は、サクッとした食感を楽しめるフライレシピを、料理研究家の高橋千帆さんに紹介していただきます。
<洋風>フライドオクラ ケイジャンケチャップ添え
カリカリねっとりのオクラフライ。スパイシーなケイジャンケチャップがクセになる、おつまみにぴったりな一品です!
材料(2、3人分)
オクラ:8本(1パック:約95g)
パン粉:20g
薄力粉:大さじ3
水:大さじ1と1/2
酒:大さじ1
すりおろしニンニク:小さじ1
塩:ひとつまみ
こしょう:少々
<ケイジャンケチャップソース>
トマトケチャップ:大さじ1~1と1/2
パプリカパウダー:小さじ1/4
クミンパウダー:小さじ1/8
ガーリックパウダー:小さじ1/8
コリアンダーパウダー:小さじ1/8
揚げ油:適量
作り方
オクラはヘタをとり、板ずりするか、ネットに入ったまま、流水で優しくすり洗いをしてうぶ毛を取ったあと、約1.5cm幅に切る。
パン粉をすり鉢かフードプロセッサーなどで、細かい粉状にする(すり鉢などがない場合は、ポリ袋に入れ綿棒など棒状のもので叩く)。
おいしく作るコツ
パン粉を細かくすることで、オクラにしっかりと衣が付き、クリスピーな仕上がりになります。
ケイジャンケチャップソースの材料をすべてボウルに入れて混ぜ合わせる。
薄力粉、水、酒、すりおろしニンニク、塩、こしょうをボウルに入れてよく混ぜたら、1を加えさらに混ぜる。
4のオクラに2をムラなくつける。
170℃に熱した揚げ油に5を入れてキツネ色になるまで揚げ、油をよく切る。
器に盛り付け、3を添える。
memo
フライドオクラは、アメリカ南部のポピュラーなアペタイザー(前菜)です。本場ではパン粉ではなく、コーンミール(乾燥させたとうもろこしを粉状にしたもの)を使って作ります。もしもコーンミールが入手できたら、パン粉の代わりに使ってみてください。さらにカリカリでクリスピーな仕上がりになります!
<和風>オクラとささ身のもっちり揚げ
もっちり、ねっとりとした食感を楽しめる、ショウガたっぷりの唐揚げ。一口サイズでお弁当のおかずにもぴったりです。オクラが苦手な子どもにもおすすめです。
材料(2、3人分/4cm×4cmの大きさ13個分ほど)
オクラ(大):5本(約80g)
ささ身:4本
<A>
塩麹:小さじ1
マヨネーズ:小さじ1
すりおろしショウガ:小さじ2
醤油:小さじ1
酒:小さじ1
塩:ひとつまみ
小麦粉:大さじ2
揚げ油:適量
作り方
ささ身の筋を取り、縦に2等分に切る。ポリ袋に入れ、指でささ身の繊維を潰しながら、下の写真のように3cmほどの大きさに分ける。
1にAを入れてもみ込み、10分ほど置いておく。
オクラはヘタとうぶ毛を取り(うぶ毛の取り方は<洋風>の工程1を参照)、約1.5cm幅の斜め切りする。
2に小麦粉を加え、まんべんなくもみ込む。
4に3を加え、下の写真のように4cm四方くらいに小さくまとめながら、170℃に熱した油で揚げる。
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カットしたオクラ2、3個を、ささ身の肉でまとめるようにするとバランスよく作れます。
しっかり油を切ってから器に盛り付ける。
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・塩麹を2の工程で加えることで、ささ身が硬くなりにくくふんわりします。ただし、焦げやすくなるため、菜箸で数回転がしながら、中温(170℃くらい)で揚げるときれいに揚がります。
・お好みで粗挽き黒こしょうをかけると、ピリッとした大人味になります!
最後に
食感までおいしいオクラのフライを、ぜひ作ってみてください。
高橋千帆/Chiho Takahashi
料理研究家/ベジタブル&フルーツアドバイザー
1980年、北海道生まれ。二女の母。調理、菓子の学校を卒業し、ベーカリー、パティスリーなど、さまざまな経験を重ねる。2007年より、インターネット販売、店舗PR用の菓子製作など、菓子を中心とした活動に従事。その後、出産、子育てを経て、菓子、料理に関わる活動を再スタート。現在は、料理家たかはしよしこ氏の「エジプト塩」スタッフとしても活躍。また企業のフードスタイリング他、食事の講座を主催しながら、家庭でも簡単に美味しく作れる「身体と心が喜ぶ料理」を研究している。
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[オクラ]含まれる栄養や冷凍保存&下ごしらえのコツ
ネバネバが特徴のオクラ。茹でたり炒めたりするほか、生でも食べることができる野菜です。細かく刻めば離乳食のとろみづけにも使えます。
最終更新:2024.05.19
文・写真:高橋千帆
監修:高橋千帆、カゴメ
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