「たった一つの“いいね”で幸せになれるという歌」俵万智さんの『サラダ記念日』にまつわるツイートが話題に

歌人の俵万智さんによるツイートが大きな反響を呼んでいる。

俵さんは7月6日、「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
今は「いいね」の数を競うような風潮があるけれど、これはたった一つの「いいね」で幸せになれるという歌です☺️」とツイート。

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日

今は「いいね」の数を競うような風潮があるけれど、これはたった一つの「いいね」で幸せになれるという歌です☺️ #サラダ記念日

— 俵万智 (@tawara_machi) July 6, 2020

多くの「いいね」がつくことを良しとするSNSの風潮に一石を投じながらも、優しい気持ちになれるこのツイート。読者からは、

・素敵な言葉をありがとうございます。
・カーナビが「今日はサラダ記念日です」と教えてくれました！
・久しぶりに『サラダ記念日』読みます♪

と、反響が続々。

「めちゃくちゃ多く“いいね”がついてます！」というリプライには、「嬉しいですね。矛盾するようですが（笑）」と俵さん。

俵さんは、これまでに無かった現代的で柔らかな表現の歌を発表し、特に1987年に発売された『サラダ記念日』は大ベストセラーに。その後も様々な歌や著書を発表し続け、現在は「note」にて、若山牧水の恋の歌を紹介する鑑賞エッセイを連載中。こちらもチェックしてみてはいかがだろうか。

※画像は俵万智Twitterより引用。