新型コロナウイルスの影響により、人々の暮らしが大きく変化しつつある昨今。買い出しや料理などの“食スタイル”を工夫する人も多いという。そんな中、パナソニックは注目が高まる冷凍活用術をテーマとしたオンラインセミナーを6月15日に開催。冷凍ノウハウや新商品が紹介された。
パナソニックは今年5月に30~40代男女を対象とした調査を実施。在宅が増えたことで負担に感じた家事の一位は「料理」という結果に。さらにレンジや冷蔵庫の利用頻度が高まったことが判明した。
またコロナ禍によって「冷凍」の検索数も急上。特に「下味冷凍」の検索が目立っているという。
同社から今年2月に発売された冷蔵庫「6WPXタイプ」は、昨今注目される冷凍ニーズに対応。「食材を美味しく保存するのはもちろんのこと、時短調理にも役立つ。コロナ禍で家事負担が増えた家庭にも最適」と同社担当者は話す。
「6WPXタイプ」では業務用レベルの急速凍結を実現した「はやうま冷凍」を搭載。凍結スピードは通常の約5倍。マイナス1℃からマイナス5℃の最大氷結晶生成温度帯を約30分で通過する。これによって細胞の損傷が最小限になり、美味しさを保つことができる。
スピード冷凍を可能にしたのが「クーリングアシストルーム」だ。集中シャワー冷却は従来比約8倍の大風量を実現。一般的な冷凍庫で唐揚げを冷凍する場合、凍結まで時間がかかるため具の水分が衣に移りやすく、温める時に旨味が抜けやすいという欠点があった。
一方で「はやうま冷凍」では業務用レベルのスピードで冷凍することによって、揚げたての美味しさをキープできる。
さらに「はやうま冷凍」では野菜に霜がつきにくく塊にならないため、自宅で手軽に冷凍カット野菜を作ることも可能に。使いたい時にさっと調理できるため、炒めものやスープなど様々な料理に役立つ。
また今月発売されたスチームオーブンレンジ「ビストロ NE-BS2700」においても、毎日の料理をサポートする機能が満載だ。
特筆すべきは食品や大きさを瞬時に見分ける「高精細・64眼スピードセンサー」だ。分量を見分けて自動で調理する「ワンボウル」調理が可能。さらに焼き物の火加減も自動でコントロールする。
「新”凍ったままグリル“」では下ごしらえした冷凍食品を凍らせたまま焼き上げることもできる。一度解凍した場合に比べ、約40%もの時間が短縮。肉に下味をつけて冷凍保存し、使う時に凍ったままの状態でグリルに並べれば時短調理につながるだろう。ヒーターの最高温度が535℃にアップしたことにより肉に野菜を加えて同時に焼き上げることが可能だ。
好評のワンボウル調理メニューでは従来のパスタやシチュー、中華などに加え「ワンボウルやみつき野菜」を追加。野菜を切って加熱後、調味料で和えるだけで仕上がる。手間も少ないため忙しい人は重宝しそうだ。
後半では冷凍生活アドバイザー・西川剛史さんが登壇。冷凍調理にまつわるテクニックが紹介された。西川さんによると調味料と一緒に冷凍する「下味冷凍」には以下の4つのメリットがあるという。
1.調味料で表面をしっかりコーティングすることで、冷凍時の乾燥と酸化を防げる
2.冷凍時と解凍時に味が染み込みやすい
3.糖分や油分を使うことで食材がしっとり仕上がる
4.調理時間が短縮できる
また食品を保存袋に入れる際には、空気をできるだけ抜いて口を閉じ、均等な厚さに薄く広げるなどの注意点を指摘。冷凍には空気が大敵とのことだ。
さらに下味冷凍のレシピとして「鶏むね肉の塩麹焼き」が披露された。
材料
鶏むね肉 250g
しめじ 60g
長ネギ 1/2本
にんじん 30g
塩麹 大さじ3
みりん 大さじ2
作り方
1.保存袋に一口大にカットした鶏むね肉に塩麹とみりんを揉み込み、鶏肉の上になるように長ねぎ、にんじん、しめじとともに保存袋に入れ、そのまま冷凍保存する。ポイント:薄く平らになる方に冷凍する。
2.フライパンで蒸すように焼けば完成。
鶏むね肉にあらかじめ味を付けておくことで、調理する際の手間も省ける。慌ただしい日にもピッタリの一品だ。
料理の効率化をサポートするパナソニックの冷蔵庫やスチームオーブンレンジ。便利な冷凍機能や調理機能を活用して、日々の暮らしを快適に楽しんでみてはいかがだろうか?
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