80年代の熱きロックカルチャーが生むひと夏の恋とパッション！『LETO -レト-』の予告＆場面写真が解禁

2020/06/12 17:00 YESNEWS エンタメ

第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門では、＜カンヌ・サウンドトラック賞最優秀作曲家賞＞を受賞し、その他各国の映画祭で数々の受賞＆ノミネートを果たした『LETO -レト-』が、7月24日（金）より公開となる。今回、予告編と場面写真が解禁となった。

本作は、ロシアの伝説的バンド「キノ」のヴォーカルであるヴィクトル・ツォイと、彼の音楽的才能を見出したロックシンガーのマイク・ナウメンコ、そしてその妻ナターシャの3人をモデルに、ペレストロイカ目前のレニングラードで純粋に“自由”と“音楽”を追い求めた若者達のひと夏を描く。

70‘s～80’sのロックシーンを代表する名曲の数々が劇中を彩り、ミュージカルともMVともとれる実にユニークでスタイリッシュな映像演出でカヴァーされる点も音楽ファン垂涎の見どころ。

ロックンロールで打ち鳴らす“規制からの解放”、そしてほのかにビターな恋心。純粋なパッションに突き動かされた若者たちの熱気と青春に胸がアツくなる作品だ。

解禁となった予告編では、“イカれた若い奴らのパワーにはかなわない”というセリフに相応しい若者たちが映し出される。

別の男性が気になっていると恋人に打ち明ける自由奔放な女性、その言葉に対して「俺たちは自由な関係だ」と余裕を見せるロック・ミュージシャン、そして恩人の恋人を奪おうとするロックスターを夢見る若者の姿と、淡く切ない恋の模様も気になるところ。

憂うつな暑さを吹き飛ばしてくれそうな本作は、是非とも劇場で！

『LETO -レト-』　あらすじ

ときは1980年代前半。西側諸国（資本主義諸国）の文化は禁忌とされていたソ連時代のレニングラードでは、L・ツェッペリンやT・レックスなど西側のロックスターの影響を受けたアンダーグラウンド・ロックが花開こうとしていた。その最前線で人気を博していたバンド「ズーパーク」のリーダーであるマイク（ローマン・ビールィク）のもとにある日、ロックスターを夢見るヴィクトル（ユ・テオ）が訪ねてくる。彼の才能を見出したマイクは、共に音楽活動を行うようになるが、その一方で、マイクの妻ナターシャ（イリーナ・ストラシェンバウム）とヴィクトルの間には淡い恋心が芽生え始めていた・・・・。

■監督：キリル・セレブレンニコフ　
■出演：ユ・テオ、イリーナ・ストラシェンバウム、ローマン・ビールィク
■後援：駐日ロシア連邦大使館、ロシア連邦文化協力庁、ロシア文化フェスティバル組織委員会　
■配給：キノフィルムズ／木下グループ　