はねプリ -羽根が生えてるアプリが欲しい!- 第22回『Filmarks』

はねプリ -羽根が生えてるアプリが欲しい!- 第22回『Filmarks』

『Filmarks』ってどんなアプリ?

『Filmarks』は、観たことのある映画のレビューや気になる映画のチェックなどを、みんなで楽しめるソーシャル映画サービス。タイムラインでは友人のレビューが優先表示されるため、よくあるサービスのような新作映画中心の表示ではない、「興行収入ランキングじゃない本当に面白い映画」(App Storeの紹介文より)を知ることができそうだ。評価時バージョンは1.12。無料。

アプリURL

http://itunes.apple.com/jp/app/id549126249?mt=8

ひとことコメント

「語らったり一緒に見に行ったりできるのも素敵なんですよ」

レビュア
はぎ:IT業界をひっそりただよう39歳。こないだタモリ倶楽部に出演したことが密かな自慢。
ねり:将来はガンダムパイロットになりたい女子大生。そろそろ就活について考えないと、なお年頃。

ねり:はぎさんはぎさん、『Filmarks』っていう映画レビューのアプリ知ってます?
はぎ:知らないっす。
ねり:いま、わたしの周りで結構はやってるんですよ!
はぎ:映画の紹介アプリっていくつかあると思うんだけど、どういうところがナウでヤングなの?
ねり:私自身は『KINE NOTE』とか使ったことあるんですけど、『Filmarks』のときめきポイントは“かわいらしい“UI”と、“友人と一緒にチェックやレビューをしていく”っていう点ですね。
はぎ:ふむ。とりあえず軽く使ってみるよ。

――数日後――

はぎ:使ってみた。
ねり:どうでしたどうでした?
はぎ:たしかにUIかわいいね。
ねり:おしゃれですよね! 『Facebook』や『Twitter』の友達と見た映画のレビューとか、これから見たい映画を“チェック”することができるんですけど、友だちがいい映画の趣味してたりして、見たい映画が結構たまってきました(笑)。
はぎ:僕がソーシャルな部分で思ったのは、誰かが自分の見た映画を“チェック”して「自分も見たよ!」ってやると、それがまたタイムラインの上に上がってくるじゃない? だからまわりで見てる人が多い映画だと何度も上に上がってきて良いなあと。“話題のアレ”がよくわかるというか。
ねり:そうなんですよね、いま世間的にはやってる映画もですけど、内輪ではやってる映画というか(笑)。「○○さんがあなたが登録した映画をマークしました」っていうアラートも来るので、語らったり一緒に見に行ったりできるのも素敵なんですよ。
はぎ:なんかリア充ぽい発言ですね。
ねり:えっへっへ。
はぎ:いや、いいんですけど。たしかにでも、ソーシャルの一番面白い部分て、そういう、一緒に見に行ったり語らったりする部分だもんね。でもって映画とか音楽とかテレビとかって、かつてはそういう意味でソーシャルなメディアだった部分があるっつーか、友達と話すために映画見るみたいなところもあったしね。それがより純化された的な。
ねり:うわーなんか素敵ですね!
はぎ:てかなんかオレちょっと難しいこと言ってカッコ付けてる的な。
ねり:カッコいいこと言った後にそういうこと言っちゃう的な。
はぎ:ところで、これってどこかの映画雑誌とか、そういうところがやってるの?
ねり:いや、違うみたいなんです。
はぎ:どこかがこういうサービスを立ち上げたってことなのかな。
ねり:そうですね、株式会社つみきさん(http://tsumikiinc.com/)が運営してらっしゃるみたいです。
はぎ:なるほどなるほど。こういうスマートなアプリで世の中に殴り込みかけられるのも、アプリの面白いところだよねえ。
ねり:かっこいい! ちなみに公式の『Facebookページ』や『Twitter』のアカウントでも結構映画情報を流してくれるので、それもアプリを定期的に見るきっかけになりますね。
はぎ:なるほどー。気合い入れて運営してるんだね。
ねり:そうですね、たとえば、ある映画を検索して「この映画がないなあ」ってことがあったんですけど、『Twitter』で連絡したらすぐに追加してくれました!
はぎ:ほう。僕は以前『映画.com』のアプリを使ったりしてたんだけど、ちょっと前にソーシャル機能が付いてから使わなくなっちゃった。逆にね。もともとソーシャルな機能が欲しくて使ってたわけじゃないから。
ねり:ああ、なるほど。『KINE NOTE』も、自分のライフログならぬ映画ログっていう感じで、『Filmarks』はそういうほかの映画レビューアプリとは良くも悪くもそこが違うっていう感じですね。
はぎ:『Filmarks』は、あくまでも作品がターゲットで、映画館は範疇(はんちゅう)にないのかな?
ねり:そうみたいですね。どこかの映画雑誌が運営してるわけじゃないですしね。
はぎ:作品に絞ってるのが良いのかもねー。
ねり:そうですね。いまはやってる売りたい映画じゃない映画がトレンドに上がってて素敵だなって思います。
はぎ:ですね。『映画.com』は、設定をどういじっても、まず映画ニュースが表示されるのイヤだったもんなあ。って『映画.com』の文句ばっかり言ってるけど。
ねり:あはは(笑)。でも『映画.com』だとそうなっちゃいますよね。
はぎ:でも結局映画館調べるときは『映画.com』使うだろうし、やっぱスマホアプリは“集中”が大事そうね。

はぎ:★★★★☆ シンプルなわりに詰まってるUIが好き。
ねり:★★★★☆ みんなでDVD見る機会がたくさん訪れそう!

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