「私もこんな恋愛したい」の声多数! マンガ『両片想いの2人の話』が甘酸っぱくてニヨニヨ展開

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お互いのことを「いいな」と思っていても、関係が近すぎてなかなか付き合うところまで進めない人、案外多いのかもしれません。

『表情が一切わからない女の子の漫画』で第26回電撃大賞コミック部門銀賞になったByteさん(@byte0713)の『両片想いの2人の話』は、ちょっと鈍い17歳高校生二人のエピソードが描かれています。

グラビア雑誌を読む英司に「コラ!」と手刀を浴びせる真子。「お前最近よく突っかかってくるなー…。もしかして読みたいの?」という英司に「んなわけないでしょ!」と怒ります。「そんな本ばかり読んでるから、彼女できないのよ」とむくれた表情を見せますが、英司は「フッ…舐めんなよ」と自慢げ。

「この間めっちゃ可愛い女の子から告白されたんだぜ」という英司。「多分この学校で一番可愛かったんじゃないかな~」との言葉に、真子はワナワナしだして「誰!?その子!!」と迫りますが、「いや…それが名前聞くの忘れちゃって…」と言われてぐぬぬ顔になります。

「リボンの色が赤かったから同じ学年だと思うんだけど…あれから一度も見かけないんだよね」という英司。真子は「早く告白しないと誰かに先に越されるってこと…?でも負けた気がしてなんかヤダ!英司が私を好きって知った上で告白するってなんか卑怯って言うか…」と乙女な悩みで唸りつつため息をつきます。そんな心情を知ってか知らずか、「俺告白されたの初めてだったから、あれは一生忘れられないなー」という英司。「初めて…?」とひっかかる真子。

「それ私が告白した奴じゃん…!!!」と両頬に手を当てて顔を赤くする真子。「しかもかわわっ…可愛いって…」となり撃沈。「…どーしたんだ、急に黙って…」という英司の顔が見れるわけなく……。周りのクラスメイトからは、「英司もだけど真子も相当鈍いよねアレ…」「早くくっつけば良いのにね」と話題にされているのでした。

Byteさんによると、英司はO型で「真子の事が好きだが素直になれずいつも突っかかってくる真子と口論になってしまう。グラビアなどが好き」、真子はA型で「英司の事が好きでお節介をするが英司の反発的な態度につい対抗してしまう。しっかりしているようで実は抜けてるところがある」とのこと。両片想いをこじらせる要素十分な関係を描いたのは、「女の子が髪を下ろして雰囲気が変わるというものが元々好きというのと、手を焼いてる問題児に仕返しをしてやろうとして逆にやり返されてしまうという流れも描きたかった」という理由だといいます。
「私もこんな恋愛したい」「ずっと見守りたい」「早く結婚して」といった感想が多数寄せられていたことについて「画像でスタンプのように感想を表してくる方たちにはいつも笑わせてもらっております。また読者に見せたい部分がしっかりと伝わっていて嬉しく思います」とコメントしてくれました。

なお、2020年5月27日発売の『月刊コミック電撃大王』(KADOKAWA)7月号で、Byteさんの『表情が一切わからない白銀さん』の連載がスタートします。「ミステリアスな雰囲気に惹かれた主人公と白銀さんのラブコメ?漫画です。是非読んでいただけますと幸いです」とのことなので、こちらもチェックしてみてください。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/byte0713/status/1265206854235205632 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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