「終わったときには死んでいるかも……」 乙一監督・飯豊まりえ主演のホラー映画『シライサン』メイキング映像[ホラー通信]
ベストセラー作家の乙一が、本名の安達寛高名義で監督したJホラー『シライサン』。今年1/10に劇場公開された本作が、6月3日にブルーレイ/DVDリリース。このたび、ブルーレイにのみ収録される約79分もの特典映像のダイジェスト版が公開となった。
名前を知ると現れて、目の前に現れたら目を合わせ続けないと死ぬ、という“シライサン”の恐怖を描いた本作。親友の不審死の謎を解くために奔走する主人公・瑞紀を飯豊まりえが、弟を同じ死因で亡くし、瑞紀とともに事件を調べる春男を稲葉友が演じている。
ダイジェスト映像では、本作の撮影裏を明かすメイキング映像や、安達(乙一)監督へのインタビュー、未公開シーンなどの一部がまとめられている。
劇中で親友同士を演じた飯豊まりえ、江野沢愛美は、撮影現場でも仲睦まじい様子。“眼球破裂”という衝撃的なシーンを演じる江野沢には、グロテスクな特殊メイクが施されていく。凄まじい顔に変貌した江野沢のとなりに座っている飯豊は、眼球破裂メイクの江野沢が、アプリ加工で“盛っている”セルフィーをカメラに向かってご披露する。なにこれシュール。
本作が初の長編映画となり、苦労も多かったであろう安達(乙一)監督は、大事なシーンの撮影について聞かれると「終わったときには死んでいるかも……」と神妙な面持ちで回答。一方で、江野沢と同じく眼球破裂メイクを施された渡辺佑太朗は、血まみれ顔で「すごく楽しかった」と感想を語る。“シライサン”によって容赦ない死を迎える人が続出する本作だが、撮影現場は大変和気あいあいとしていたようだ。
異様に大きな瞳を持つ“シライサン”の造形にまつわる映像は、インパクトが強烈すぎるため、今回のダイジェストでは未収録とのこと。ブルーレイを買ってフル尺の特典映像でご確認を!
『シライサン』ブルーレイ/DVD
2020年6月3日(水)発売
(※79分の特典映像はブルーレイのみ)
販売:松竹株式会社
(C)2020松竹株式会社
ホラー映画・ホラーエンタメ情報の「ホラー通信」-https://horror2.jp[リンク]
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。