たけのこの絶品レシピ!プロが教える無限おつまみ和&洋2選
香り豊かでおいしい旬の時期のたけのこ。テレビやラジオ、雑誌に、また食事改善から、健康を支えるプログラムの開発まで、幅広く活躍する管理栄養士の小島美和子先生に、たけのこを使ったおつまみレシピを教えていただきました。
たけのこの青のり揚げ
下味をつけたたけのこに、磯の香り豊かな青のりをまぶした、お酒がすすむ天ぷらです。
材料(2人分)
たけのこ(あく抜きをしたもの):150g
[A]
醤油:小さじ1
塩:少々
酒:小さじ1
砂糖:小さじ1/2
水:100ml
かつお節:1g
[衣]
天ぷら粉:40g
青のり粉:小さじ1
塩:小さじ1/4
水:大さじ4
揚げ油:適宜
真空パックの茹でたけのこを使う場合
独特の水煮臭が気になることもあります。そんな時は、鍋に切った茹でたけのこと、ひたひたになるくらいの水を入れて火にかけ、煮立ってから2~3分ほど茹でると水煮臭が消えます。調理の際は、水切りをしてから使いましょう。
作り方
たけのこは縦半分に切る。穂先5cmは6~7mmの厚さに縦に切り(下の写真の右2つ)、根元は5~6mmの厚さの半月切りにする(下の写真の左2つ)。たけのこの食感を生かす切り方
食感の違いを生かすため、穂先は繊維に沿って「縦」に切り、根元の硬い部分は繊維を断ち切るように「横」に切ります。
鍋にAと1を入れ、紙蓋(※)をして5~6分、汁気がなくなるまで煮たら、取り出して冷ます。
おいしく作るコツ
たけのこをしっかり冷まし、たけのこの表面に水分が残らないようにします。
ボウルに衣の材料を入れて混ぜ合わせ、2をくぐらせる。
フライパンに油を1cmほど入れて180℃に熱し、3を1枚ずつ入れる。返しながら1分半~2分揚げ、油をよく切る。memo
・油の温度の目安
油に衣を少し落とし、上の写真のように沈まずに表面ではじけて固まるくらいが180℃の目安。
・一度に揚げるたけのこの量
少ない油で揚げるので、一度に入れる量はフライパンの半分程度にします。たくさん入れると油の温度が一気に下がり、油っぽくなります。
たけのことハムのチーズグラタン
たけのこは乳製品との相性もバツグン!
材料(2人分)
たけのこ(あく抜きをしたもの):150g
ハム:2枚
タマネギ:30g
油:小さじ1と1/2
小麦粉:小さじ1
牛乳:150ml
塩:小さじ1/4
こしょう:少々
溶けるチーズ:20g
パルメザンチーズ:大さじ1
作り方
たけのこは縦半分に切る。下の写真のように、穂先5cmは6~7mmの厚さに縦に、根元は5~6mmの厚さのいちょう切りにする。姫皮(下の写真の右上)があれば、1cm幅に切る。ハムは2等分に切ってから1cm幅、タマネギはうす切りにする。
鍋に油を熱し、タマネギをしんなりするまで炒め、小麦粉を加え、弱火で粉っぽさがなくなるまで炒める。
牛乳を3に加え、木べらでよく混ぜ、塩、こしょう、1とハムを加える。混ぜながら煮立たせ、ゆるくとろみがつくまで弱火で2分ほど、焦げないように気をつけながら煮る。
耐熱皿に4を入れ、溶けるチーズ、パルメザンチーズをのせ、200度のオーブンで7~8分、またはオーブントースターで焼き色がつくまで焼く。
memo
・中身に火が通っているので、チーズが溶けて焼き色がつけばOK。
最後に
たけのこを使った簡単おつまみをぜひ作ってみてください。
小島美和子/Miwako Oshima
管理栄養士/健康運動指導士/産業栄養指導者
女子栄養大学卒業後、食品会社での商品開発業務、大学病院などでの臨床栄養指導等を経て、 有限会社クオリティライフサービス設立。働く人の食生活改善保健指導プログラムなどの企画開発を行う。TV、ラジオ、雑誌への出演のほか、厚労省の特定保健指導の実践的指導者育成プログラム開発ワーキングメンバーやTHP指導者養成専門研修及び産業保健指導専門研修など、各種研修講師等も多数担当。また、健康商材・サービスの価値、訴求力を高めるコンテンツ、プロモーションのコンセプトづくりから、より効果を出すプログラムの開発まで、管理栄養士の専門性を活かした食生活の現場でQOLを高める事業を企画・展開している。
ホームページ/オフィシャルブログ /FB
最終更新:2022.03.02
文・写真:小島美和子
監修:小島美和子、カゴメ
カゴメが運営する、野菜をもっと楽しんでもらえるように、もっと好きになってもらえるように、皆さんがずっと健康でいられるように、お役に立てる情報を提供するメディアです。
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