金融業界に激震:『外資系金融の終わり』ついに発売

金融業界に激震:『外資系金融の終わり』ついに発売

今回は藤沢数希さんのブログ『金融日記』からご寄稿いただきました。

金融業界に激震:『外資系金融の終わり』ついに発売

外資系金融の終わり
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478020892/

それにしてもやばい本が発売されちゃったよ。
本当に、どうなっちゃうんだろう。
これは売れると困るわ。
とりあえず目次だけアップしておきます。

外資系金融の終わり ─目次

まえがき ─終わりのはじまり

第1章 大きすぎてつぶせない

ギリシャの「飛ばし」とゴールドマン・サックス
平均年収7000万円のふつうの人が働く大企業
巨額の税金で救済された外資系金融機関
世界最大のヘッジファンドとなったFRB
ウォール・ストリートを占拠せよ!

第2章 金が天から降ってきた

空前の20年バブルと蓄積されたリスク
サブプライムはアメリカンドリームだった
20代で上場企業の社長並みの年収になった
20代の若者を高額報酬で引き抜き合うわけ
年収3000億円
金融業界のハレンチな接待
バブルが崩壊しても儲けたやつら
破綻したリーマン・ブラザーズの社員が一番儲けた
桁が上がったマネーゲーム

第3章 金融ほどすてきなビジネスはない

世界で2番目にすぐれたビジネスモデル
銀行は長短金利差でサヤを抜く
日本の銀行の簡単なお仕事
世界の投資銀行の楽しいお仕事
世界経済を人質に取る巨大金融機関
世界の金融コングロマリット

第4章 サル山の名前は外資系投資銀行

投資銀行=証券会社?
セルサイドとバイサイド
投資銀行の組織図
株式調査部という不思議な部署
キャバクラの経営をはじめたセールス部隊
投資銀行部門残酷物語
ミドルやバックは二級市民
異常にケチが多いトレーダーという人種
ウォーレン・バフェットもジェイコム君もケチである
貧乏なセールスやバンカーほど気前がいい
死体処理という本当の人事部の仕事
社内はサル山の権力闘争

第5章 ヨーロッパとアメリカの失われる10年+

共通通貨ユーロとAKB48マジック
パリバ・ショック、リーマン・ショック、ギリシャ・ショック
ユーロ圏諸国の愛憎劇
ユーロ危機は終わらない
アメリカ経済の大きな足かせ
アメリカ人には仕事がない
日本の失われた10年と欧米の日本化
本当に人々を豊かにする経済成長だったのか?
システミック・リスクを増大させた金融工学

第6章 金融コングロマリットの終焉

外資系投資銀行の日本化
ボルカー・ルールとバーゼルⅢ
社会主義化した国際金融の世界
株主の金をぶっ飛ばした外資系金融のプロたち
アメリカでは75万人のクビが飛んだ
新卒が試用期間中にクビを切られるわけ
金融機関にも生じたコングロマリット・ディスカウント
納税者に迷惑をかけなかったヘッジファンドたち
増資インサイダー問題と投資銀行の情報隔壁
巨大金融コングロマリットを解体せよ!

あとがき ─大企業から個人の時代へ

執筆: この記事は藤沢数希さんのブログ『金融日記』からご寄稿いただきました。

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