「ポケふた」一泊二日で15箇所制覇チャレンジ!【宮城編】

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「ポケふた」一泊二日で15箇所制覇チャレンジ!【宮城編】

旅好きの皆さん初めまして、ポケモン大好きライターの竹内白州と申します。

さて、「旅」「ポケモン」とくれば、ピンとくる方もいるかもしれません。そう、今回の旅の目的はポケモンのイラストが描かれたマンホール蓋「ポケふた」です。

全国各地に広がりつつある「ポケふた」ですが、現在発見されているのは、北海道、岩手県、宮城県、神奈川県、香川県、鳥取県、鹿児島県。そして行くならそのエリアにある全ての「ポケふた」を余さず見たいというもの! というわけで、今回は、宮城県にある「ポケふた」計15カ所を1泊2日で全て回りきれるのか!? を検証する旅をしてきました。

東京駅

いざ宮城を縦断!東北にはポケモンがいっぱい

東北新幹線「はやぶさ」

冒険の舞台は宮城県。まずはJR東京駅から東北新幹線「はやぶさ」で約2時間、岩手県のJR一ノ関駅へ、さらに大船渡線に乗り換えて約1時間30分、宮城県のJR気仙沼駅へ到着。時刻はすでに12時になろうとしています。

大船渡線

気仙沼駅ではたくさんのポケモンたちが出迎えてくれました!

気仙沼駅

気仙沼駅

ポケふた1 「ラプラス&イシツブテ」 気仙沼市

駅を出て歩くこと約20分、ついに第1「ポケふた」を発見です。いったいどんな場所にあるのかと思っていましたが、普通の歩道にさりげなく設置されていました。

ポケふた(ラプラス&イシツブテ)

宮城県の推しポケモンであるラプラスと一緒に描かれているイシツブテは、お隣岩手県の推しポケモン。

ラプラス

位置情報ゲームアプリ『Pokémon GO』のAR撮影機能を使って、ラプラスと一緒に記念撮影。ポケモンと一緒に旅をしている気分を味わえます。

後ろ髪を引かれながらも来た道を戻り、気仙沼駅から今度は気仙沼線に乗って55分、JR歌津駅を目指します。

歌津駅

ポケふた2 「ラプラス&オクタン」 南三陸町

歌津駅から「ポケふた」までは徒歩3分ほど。

ポケふた(ラプラス&オクタン)

ラプラスと一緒に描かれているのはオクタン。

南三陸町名産のタコから連想されたのでしょうか。ポケモンが描かれている理由を考えてみると、「ポケふた」めぐりの旅はより楽しくなりそうです。

続いては、歌津駅から気仙沼線BRTで約1時間20分かけてJR前谷地(まえやち)駅へ、そこで石巻線に乗り換えて50分ほど、JR女川駅を目指します。

石巻線

前谷地駅に着くころにはすっかり暗くなってきました。

女川駅

ポケふた3 「ラプラス&キャモメ」 女川町

女川駅は大きな曲線を描いた屋根が特徴的で、これはウミネコの飛び立つ様子をイメージしたものだそう。そんな女川駅から「ポケふた」までは徒歩6分ほど。

ポケふた(ラプラス&キャモメ)

うみねこポケモンの「キャモメ」が描かれています。女川町の「町の鳥」であるウミネコに由来しているのでしょう。

1日目はここまで。女川駅に戻り、再び石巻線に乗ってJR石巻駅まで約25分移動。今日は、石巻駅近くのホテルに宿泊します。

石巻駅

ポケふた4 「ラプラス&ニャビー」 石巻市

「ポケふた」巡りの朝は早い。6時過ぎにはホテルを出て「ポケふた」へと向かいます。ところで、石巻には、猫の島として有名な田代島があるんです。猫の島にも行きたいなぁ……旅の疲れが一発で癒されそうです。

ポケふた(ラプラス&ニャビー)

癒されたー! かわいい「ポケふた」見つけて癒されたー! これで2日目も元気いっぱい頑張れそうです!

この「ポケふた」は、石巻駅から徒歩2分ほど。

野蒜駅

ポケふた5 「ラプラス&ラティオス」 東松島市

元気をもらい、石巻駅から仙石線に乗って約20分、JR野蒜(のびる)駅にレッツゴー! 駅を出るとすぐに5つ目の「ポケふた」を発見。

ポケふた(ラプラス&ラティオス)

野蒜駅の周辺はこれまでにも増してのどかな雰囲気。静かで落ち着く場所です。争いを好まない優しい性格の伝説のポケモンである「ラティオス」も、ここでなら安心して暮らせそうですね。

再び野蒜駅から仙石線に乗って15分ほど、JR松島海岸駅へ移動します。

松島海岸駅

ポケふた6 「ラプラス」 松島町

松島海岸駅から5分ほど歩くと、松島海岸グリーン広場に設置された「ポケふた」を発見。宮城県にある「ポケふた」の多くが、駅から徒歩圏内に設置されているので、列車旅との相性がいいですね。

ポケふた(ラプラス)

ゆっくりと松島観光を楽しみたい気持ちを抑えつつ、松島海岸駅に戻り、再び仙石線で約10分、次の「ポケふた」があるJR本塩釜駅へと向かいます。

本塩釜駅

ポケふた7 「ラプラス&プラスル」 塩竈市

本塩釜駅を出て2分ほどで「ポケふた」を発見。

ポケふた(ラプラス&プラスル)

ラプラスとプラスルのまわりにおでんが並んでいます。なんでも、こちらの「ポケふた」がある塩竈(しおがま)市では、「塩竈おでん」が有名らしいですよ。

さて、次は本塩釜駅から、七ヶ浜町民バス「ぐるりんこ」に約40分乗車。花渕バス停で下車します。

花渕バス停

ポケふた8 「ラプラス&メタモン」 七ヶ浜町

バスを降りると、これまた徒歩1分ほどで「ポケふた」を見つけました。これで8カ所目、ようやく折り返しです。

ポケふた(ラプラス&ヒトデマン&メタモン)

ここにはラプラスとヒトデマン、そしてメタモンが2匹いました! いや、ラプラスの顔をよく見ると、メタモンが「へんしん」しているようにも見えますね……。もしかしたらメタモンが3匹かもしれません。

次も七ヶ浜町民バス「ぐるりんこ」に乗り込み約45分。JR多賀城駅へ。

多賀城駅

ポケふた9 「ラプラス&タッツー」 多賀城市

多賀城駅の駅舎には、立派な鳥居がデザインされていました。多賀城市には陸奥総社宮や多賀神社、浮島神社など多くの神社があります。出入口の大きな鳥居に目を奪われますが、壁面の模様が鳥居の形になっているのもお洒落ですね。

多賀城駅

壁面に鳥居がデザインされた多賀城駅

そんな多賀城駅の南口には駅前広場があり、「ポケふた」は広場のそばに設置されていました。

ポケふた(ラプラス&タッツー)

ラプラスの背中にタッツーが乗っています。ラプラスの分類は、のりものポケモン。背中に乗せている姿が似合いますね。ちなみに、タッツーの分類はドラゴンポケモンです。

多賀城駅からは、4度目の仙石線に約20分揺られてJR仙台駅に移動します。

仙台駅

ポケふた10 「ラプラス&ジラーチ」 仙台市

仙台駅にやってきました! 駅から歩くこと約15分、60年以上の歴史を持つサンモール一番町商店街に「ポケふた」を発見。

ポケふた(ラプラス&ジラーチ)

描かれているのは、もちろんジラーチです。ねがいごとポケモンのジラーチは、七夕と縁の深いポケモン。日本一の七夕として名高い「仙台七夕まつり」が行われる仙台市にはピッタリのポケモンですね。

これで残りはあと5カ所! すぐに仙台駅へ引き返し、今度は東北本線で約20分、JR利府駅へ向かいます。

利府駅

ポケふた11 「ラプラス&マイナン」 利府町

利府駅から約10分歩くと、利府町役場に到着。「ポケふた」はその敷地内に設置されていました。

ポケふた(ラプラス&マイナン)

塩竈市で見つけたプラスルとこのマイナンは、どちらも「ポケットモンスター ルビー・サファイア」で初登場したポケモン。分類は2匹とも「おうえんポケモン」で、プラスルが「プラス」、マイナンが「マイナス」の特性を持っているなど、何かとセットで扱われることが多いポケモンです。

そして、塩竈市のおでん同様、こちらは利府町の名産品「利府梨」が周りに描かれています。また、塩竈市のラプラスとプラスルは右を、利府町のラプラスとマイナンは左を向いていて、対になるデザインになっています。これは両方見てこその発見ですね!

さて、利府駅に戻り、今度は仙台駅を経由しつつ約40分かけてJR名取駅へ。さらに名取駅から乗合バス「なとりん号」で約20分、震災メモリアル公園に到着しました。

震災メモリアル公園

ポケふた12 「ラプラス」 名取市

「ポケふた」までは、震災メモリアル公園バス停から徒歩2分ほど。

ポケふた(ラプラス)

震災メモリアル公園に置かれていることを考えると、ラプラスと色違いのラプラスが目をつむって、黙とうをしているようにも見えます。まわりの花は名取の名産のカーネーションでしょうか。

辺りが暗くなってきたことに焦りながらもバスに乗り込み、名取駅へUターン。名取駅からは常磐線に乗って約10分、JR岩沼駅に向かいます。

岩沼駅

ポケふた13 「ラプラス&トゲピー」 岩沼市

岩沼駅から「ポケふた」までは歩いて10分ちょっと。

ポケふた(ラプラス&トゲピー)

今度はトゲピーがラプラスの背中に乗っていますね。ラプラスから心なしか母性を感じる気がします……気のせいでしょうか。

急いで岩沼駅に戻り、再び常磐線に乗って約10分、JR亘理(わたり)駅へ。亘理駅からは町民バス「さざんか号」に乗る予定でしたが、すでに最終便が終わっていたので、やむなくタクシーに乗り込みます。約15分かけて鳥の海公園に到着。

鳥の海公園

ポケふた14 「ラプラス&とりポケモン」 亘理町

到着したのはいいものの、公園には明かりがほとんどありません。真っ暗な中で「ポケふた」を探すのは冷静に考えるとすこし怖いですが、「ポケットモンスター 赤・緑」のイワヤマトンネルみたいだなーなんて考えると逆にテンションが上がってきました。

ゲームに出てくるイワヤマトンネルも真っ暗で何も見えないのですが、ポケモンの技「フラッシュ」を使ってトンネル内を照らすことで進めるようになるんですよね。僕もスマホの「フラッシュ」を使って前に進んでみますが……なんだか急に現実に引き戻されたような感じがします。

ポケふた(ラプラス&チルット&ムックル&スバメ&マメパト)

そんなこんなで無事に発見。チルットにムックル、スバメにマメパトと、とりポケモンたちがラプラスに寄り添っています。

次のJR坂元駅が最後の目的地です。亘理駅に戻って列車を利用するルートだと、帰りの東京行き新幹線に間に合わなくなってしまうので、このままタクシーで30分ほどかけて坂元駅に行ってもらうことに。

坂元駅

ポケふた15 「ラプラス&ラッキー」 山元町

最後の「ポケふた」は坂元駅の目の前でした。

ポケふた(ラプラス&ラッキー)

坂元駅は宮城県と福島県の県境近くにあります。気仙沼市のポケふた(ラプラス&イシツブテ)と同じように、福島県の推しポケモンであるラッキーと手を取り合っていますね。最後にラッキーが出迎えてくれると、ポケモンセンターに帰ってきたような気分です(笑)。

そして、これにて宮城県の「ポケふた」全15カ所を制覇! チャレンジクリアです!! 

あとは帰るだけ。坂元駅からは常磐線で約50分かけて仙台駅へ戻ります。

仙台駅

ラプラス笹かまぼこで最後の運試し!

仙台駅に着くころには、21時を回っていました。この日の東京行き最終列車、21時47分発のやまびこ60号に乗って帰ります!

そしてちゃっかり、行きの列車で食べられなかった駅弁を購入!

炙り牛たんとA5仙台牛弁当

肉厚の牛たんがジューシーでたまりません

さらにはお土産もしっかり購入しましたよ。

ラプラス笹かまぼこ

仙台限定の「ラプラス笹かまぼこ」は、1箱8袋入りなのですが、なんとパッケージは全16種類のバリエーションがあるそうです。マスターボールがプリントされたパッケージが当たって大満足!

さて、今回は宮城県の「ポケふた」を全て巡ったわけですが、全国にはまだまだ「ポケふた」がありますし、今後も新たな「ポケふた」が仲間入りするかもしれません。次はどんな「ポケふた」との出会いが待っているのでしょうか。……第2回、ありますかね?

東京駅

掲載情報は2020年5月7日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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