缶切りがない!そんな時に使える警視庁もオススメの「缶の開け方」を伝授!
缶詰を開けようとしたら「プルトップ型じゃなかった!缶切りがないから開けられない!」という思わぬ緊急事態に遭遇したとき、皆さんはどうしますか?
警視庁警備部災害対策課では、災害時に起こる緊急事態での「困った」ことから、暮らしの中での「ちょっと困った」ことまで、簡単に解決できるお役立ち情報をTwitterで紹介してくれています。
今回は「缶切りを使わずに缶詰を開ける方法」と、その他にも覚えておくと便利なお役立ち情報をご紹介いたします。
缶切りはないけどスプーンはある場合
プルトップ型ではない缶詰を開けようとしたら缶切りがない場合。そんなとき代わりになるのが、スプーンです。
スプーンを使って缶詰を開ける方法を、警視庁警備部災害対策課が以前Twitterで発信してくれました。
いざという時のために色々と自分で試してみようと思い、インターネットに「缶切りがない時にスプーンで缶詰を開ける方法」というのが紹介されていたので試してみました。やり方は添付画像の通り。何事も実際にやってみないと分かりませんね。今後も色々なことに挑戦していこうと思います。 pic.twitter.com/ibYtqAHsSZ— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) October 10, 2017
1.スプーンの柄とすくう部分の間辺りをしっかりと握りましょう。
2.缶詰の縁にスプーンの先を強く押し当てて擦ります。同じ場所を穴があくまで擦っていきましょう。
3.穴が開いたら、空いた部分をスプーンを使い広げます。
4.ある程度穴が広がればスプーンをテコにして開きます。その際に手を切らないよう注意してくださいね。
動かし方にコツがありそうですね。開け方の動画も併せてご覧ください。
動画はこちら
アウトドアで缶切りを忘れてしまった時や、自宅で缶切りが見当たらないとき、スプーンさえあれば缶詰を開けることができます。
屋外で何もない場合
屋外で缶詰を開けようとしたら、何もない時の開け方をご紹介します。
災害時、プルトップ型ではない缶詰を道具が何もない状態で開けるには、どうすればいいでしょうか。それには缶詰のふたのフチを、コンクリートやアスファルトにこすりつけて下さい。缶詰のふたは構造上フチの接合部分が削れると取れるようになっています。女性や子供の方でも簡単にできますよ。 pic.twitter.com/n9NLskvunz— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) October 16, 2018
1.円を描くように缶詰をコンクリートにこすりつけます。
2.缶が削れ、接合部分が外れると中の汁が出てきます。
3.そこまでなれば簡単に外すことが出来ます。
女性や子供でも簡単にできると書かれていますが、本当でしょうか?動画も併せてご覧ください。
動画はこちら
缶の切り口で手指を切らないように気を付けたいところですが、それほど力を使わず簡単に開けられそうですね。
警視庁警備部災害対策課
上記2つのようなお役立ち情報を発信してくれている、警視庁警備部災害対策課のTwitterアカウント。
ここからは、そんな警視庁が投稿したツイートで多くの方に役立つと思われる情報をまとめてみました!
指笛の仕方
指笛は高音かつ音が大きいため、場を盛り上げるときに使われることがありますが、災害時に自分の居場所を伝えるときに非常に役立つスキルです。
突然ですが指笛できますか?インターネット等でもいくつか紹介されていますが、私が小さい頃、母親に教えてもらった方法を紹介します。災害時、閉じ込められて気づかれない時、指笛を吹けば誰かしら気づいてくれるかもしれません。山で道に迷った時やスポーツ観戦時など使い方はあなた次第です。 pic.twitter.com/5P3WhkIVZg— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) March 30, 2020
この通り練習すれば、大きな音を出せるようになりますよ!思わぬ時に役立つかもしれないので、これを機に練習してみてはいかがでしょうか?
PPバンドの簡単な取り方
段ボールの梱包で使われるPPバンドは硬いので、無理やり手で外そうとすると爪や指を傷つけてしまいそうになります。そんなPPバンドを手で簡単に外せる裏技です。
段ボールを梱包するときなどに使用されるPPバンド(ナイロン製の黄色バンド紐)をハサミ等がなく、切るのに苦労したことはありませんか。PPバンドのつなぎ目をひっくり返し、重なっている部分を剥がすだけで、ハサミ等が無くても簡単にきれいに取ることが出来ます。ぜひ一度試してみてください。 pic.twitter.com/H4lM7bx0dm— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) March 9, 2020
これさえ覚えておけば、ハサミが近くにない時でも簡単に手で外すことができますね。
爪楊枝で縫物
こちらは、爪楊枝を使って縫物ができるお役立ち情報です。
災害時などで洋服が破れてしまった時、針がなくても爪楊枝と糸さえあれば敗れた服を縫うことができるのです。
糸があっても針がない。そんな時どうやって縫いますか?意外ですが、爪楊枝でも強い味方となります。爪楊枝の頭の凹み部分に糸を結び付けあとは針のように縫います。生地によっては穴が広がったり、通すのが厳しいこともありますが、災害などの緊急時に備え覚えておいてもよい対処法です。 pic.twitter.com/zwjB4qnnCn— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) July 24, 2019
爪楊枝の凹凸部分に糸を結び付けるという簡単な方法。針よりも爪楊枝は太いため、生地に穴が空いてしまうかもしれないので、あくまでも緊急時の対応として覚えておくといいでしょう。
手ぬぐいをハンカチ代わりに
普段持ち歩くハンカチを、手ぬぐいにすることをオススメしています。
手拭いをハンカチ代わりに持ち歩いてみませんか。濡らして首等に巻けば冷却剤、縦に切って包帯、ほこり等を防ぐマスクや頭巾、重ねればオムツ。災害時にも皆さんのアイデア次第で活用範囲が広がります。吸水性・速乾性に優れかさばらない日本伝統の手拭いを使わない手はないですよね。 pic.twitter.com/OOuWsK7G8p— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 27, 2019
防災グッズにも変化する手ぬぐいは、使い方次第で無限に活用範囲が広がりそうですね。
眼鏡が曇らないマスクの付け方
「マスクをすると眼鏡が曇って困る」のは、眼鏡をかけている方にとっては悩みの一つなのではないでしょうか?
眼鏡が曇らないマスクの仕方を、2つ紹介してくれています。
災害時、埃等防止のためマスクが必須となります。眼鏡の方は、「マスクをすると、自分の息で目の前が真っ白!」の経験ありませんか?解決方法は、マスクの上部を内側に折る、若しくは、マスクの内側にティッシュを添えるだけです。花粉症の季節や風邪の時にも使えますので、一度お試し下さい。 pic.twitter.com/M7pM9WL4Wp— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) October 25, 2018
どちらも簡単な方法ですので、ぜひお試しくださいね。
まとめ
日常から災害時まで、幅広く使えそうなお役立ち情報をご紹介しました。
困った時はいつ訪れるかわかりません。いつでも冷静に対応できるよう、普段から心構えとして覚えておくといいかもしれませんね。
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出典:Twitter(@MPD_bousai) / YouTube(How To Open A Can With A Spoon) / YouTube(How to Open a Can without Can Opener – Zombie Survival Tips #20)
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