Mayo Clinicが無人車両を使用した新型コロナウイルス検査を実施

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アメリカ合衆国ミネソタ州ロチェスター市に本部を置く総合病院「Mayo Clinic」は、無人車両を使用した新型コロナウイルス検査を始めています。

Mayo Clinicの支部があるフロリダ州ジャクソンビルでの取り組みは、地元の運輸局であるNavyaとBeepの間のコラボレーションによります。

4台の自動運転車が使用されており、ドライブスルーテスト施設からMayo Clinicの施設に新型コロナウイルス検査を輸送します。シャトルは2020年3月30日から毎日このルートを運行しています。

シャトルの1つは、ジャクソンビルスカイウェイの自動運転車の拡張に備えるために、2017年から無人車両をテストしているジャクソンビル交通局によって提供されています。

「この開発はジャクソンビル交通局にとって歴史的な瞬間です。」とジャクソンビル交通局のCEOであるNathaniel P. Ford、Sr.氏は言います。

「私たちはパートナーであるBeep、NAVYA、Mayo Clinicとともに、Ultimate Urban Circulatorプログラムを通じて3年間の自動運転車のテストから得た知識を活用しています。」

無人車両の使用は、重要な機器が汚染されるリスクを減らすのにも役立ちます。

フロリダ州のMayo ClinicのCEOであるKent Thielen医師は、次のように述べています。「人工知能を使用すると、最先端の自動運転車技術を使用して、この伝染性ウイルスへの曝露からスタッフを保護でき、また、スタッフが患者の直接的な治療とケアに充てる時間が確保できるようになります。JTA、ビープ、NAVYAがこれらの困難な時期にパートナーシップを組んでくれたことに感謝します。」

彼らパートナーは、他の交通や歩行者から分離されたサービスのルートを作成しテストを行いました。

残念ながら、現在の展開には制限があり、シャトルの後ろには、操作の安全性を確保するために、人間が必要です。

しかし、予測できない危機の際に、「より多くの人々を危険にさらすことなく救うために、無人車両をどのように迅速に適応させることができるか」という点において、このトライアルが有望な初期段階にあることは間違いありません。

(画像引用:https://newsnetwork.mayoclinic.org/)

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