炊飯器で餃子を炊いてみたら大成功! 水餃子と焼餃子のいいとこ取り「炊き餃子」が最強のご飯泥棒!

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、不要不急の外出を控えるように呼びかけられています。そのため普段は外食ばかりだったけど、自炊せざるを得なくなったという方も多いのではないでしょうか。

自炊をするのに便利なのは保存の効く冷凍食品をつかった料理。今回は冷凍餃子を適当に炊飯器にぶち込んでスイッチオンしてみたら大成功したのでご報告です。

材料を全部炊飯器に入れてスイッチを押すだけ!

冷凍餃子はすでに焼いてあるものと、焼く前の状態のものと2種類あります。焼いてある方はレンチンだけで簡単に作れますが、焼かれていないタイプは水餃子、揚げ餃子などの変化球にもできるメリットこそあるものの、調理するのにはそれなりに手がかかってしまいますよね。

そこで思い切って冷凍餃子を炊飯器に投入し、さらに水と鶏ガラスープも入れて調理してみることにしました。材料を入れてボタンを押すだけなので、時間はかかりますがメチャクチャ簡単です。

焼餃子、水餃子、揚げ餃子があるのですから、炊飯器で作る「炊き餃子」があったっていいじゃないですか。早速やってみましょう。

水を餃子が半分浸かるくらいまで入れ、鶏ガラスープをパラパラっと振りかけ、スイッチオン!

数十分後、炊飯器のアラームが鳴ったのでフタを開けてみると、蒸気とともに食欲がかき立てられる香りが部屋中に広がります……! もう、このニオイだけでご飯を食べられそう!

グワァァーーーーーーッ!! ウマそうーーーー!! お釜の底に鶏ガラスープをたっぷりと吸収してプルンプルンになった餃子が登場! そして煮詰まった鶏ガラスープがねっとりと餃子に絡みついています。

水餃子と蒸し餃子の中間のような、はたまた小籠包のような雰囲気に仕上がっているのですが、お釜から取り出してみると餃子の裏面にいい感じの焦げ目がついていることも判明しました。

もう水餃子と蒸し餃子の中間どころか、焼き餃子の要素もプラスされてしまいました。しかも油を使っていないのでヘルシー! これは大成功の予感しかしない!!

食器に移してすぐ食べ始めてみましたが、餃子の皮は全体的にプルンプルンなのに底は固いという食感のアクセントもあり、中身の肉汁感は損なわれていないですし、なにこれメチャクチャウマい!!

餃子のタレをつかった味付けは一切不要。餃子そのものの味と、鶏ガラの味で箸がジャンジャン進む! 特に煮詰まってねっとりと餃子に絡みついている鶏ガラスープがご飯もお酒も無限に進む味!

醤油と酢という存在感の強い調味料を使わないので、ラー油を垂らすとごま油の風味をいつもよりも強く感じられることも幸せでした。適当に炊飯器に入れてみただけなのに大成功! 炊飯器で「炊き餃子」大いにアリでした!

唯一問題点があるとすれば、炊き餃子の調理をするのに炊飯器を使ってしまうので、炊きたてのご飯を一緒に用意するには炊飯器が2台必要になってしまうこと。あらかじめ炊いておいたご飯やレトルトご飯を駆使してやりくりするのがベストだと思いますが、いっそのこと思い切って炊飯器をもう1台買ってしまうのもナシではないかもしれません。そのくらいおすすめですぞ。

(執筆者: ノジーマ)

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