「最高の友情とアイディア」「可愛いけどちょっと切ない」 手を繋がずに工夫して公園で遊ぶ子どもたちを描いたマンガが賢くもいじらしい

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新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の蔓延を防ぐため、人と人との距離を取る「ソーシャルディスタンス」の重要性が指摘されていますが、ライブドア公式ブロガーで『小学生エムモトえむみの勝手きままライフ』(KADOKAWA)の著者のえむふじんさん(@mshimfujin)が、「娘とその友達の『密接を避けて手を繋いで遊ぶ方法』に少し癒された話」と題したマンガをTwitterに公開。子どもなりに新型コロナのことを考えて楽しく公園で遊ぼうとする様子が描かれています。

娘に友だちと公園で遊んできていいか聞かれたえむふじんさん。「じゃあマスクしてなるべくお互い離れて…」「あと手を繋いだりくっつかないようにしなさいね」と言い許します。

言いつけ通りにちゃんと離れて鉄棒で遊ぶ女の子三人。そのうちのひとりが「なあなあ、面白い写真撮らへん?」と言い出します。「いいね!」「面白そう!」ということで実践。

その後、家に帰ったえむふじんさんの娘は、お風呂に入った後に「なあお母さん見て!ケータイでめっちゃいい写真撮れてん」と興奮しつつ見せます。

そこには、遠近感を使って手のひらや頭の上に別の子が乗っているようなショットや、両手でぐるぐる人形を回しているような写真が。「おもろいな」というえむふじんさんに、「すごい苦労したんやでー。もうちょっとしゃがんでとか後ろ行ってって」という娘。

「最後にタイマーで撮ったのが一番のお気に入り!これならさらないで手が繋げるねん!」という娘。三人が前、中、後ろにいて、実際には手を繋いでいないけれど繋いでいるように見えいるように工夫した写真。これが待ち受けになっていたそうです。

「日々鬱々としたニュースの流れる中、言いつけを守りながらも、何ができるのかを考えてアイデアを出して楽しく遊べた事に感心しました」というえむふじんさんのマンガには、「最高の友情とアイディア」「子どもって柔軟」「ほっこりした」といった反応のほか、「子どもたちも必死に友だちとどう遊ぶか考えている」「可愛いけどちょっと切ない」といった声も上がっていました。

「反応が大きすぎて、正直あまり現実感がありません。漫画をリリースした時はこんなに反響が大きくなるとは思ってもみませんでした。少しでも皆さんの癒しになれたら」というえむふじんさん。早く事態の収束を願うことはもちろんですが、子どもたちが早く手を繋いで遊べるように、大人たちが努力していく必要も感じさせてくれるのではないでしょうか。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/mshimfujin/status/1247362086386184195 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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