公演中止の舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』スピンオフ企画「こんてにゅうや」始動! 西野亮廣ら出演キャストへ“挑戦状”生配信も

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ビートたけしさん監修の伝説のゲームソフト『たけしの挑戦状』を原作とし、 劇団「ヨーロッパ企画」代表 上田 誠さんの脚本・演出で初舞台化することで東京公演のチケットが完売するなど、注目が集まっていた舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』ですが、新型コロナウイルスの影響下の中、「エンターテインメントは誰も傷つけてはならない」という考えのもと、苦渋の中止を判断。

公演中止の発表時からの温かい声援に応える形で、舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』公式ホームページ上に、スピンオフ企画「こんてにゅうや」を立ち上げ、本来公演初日だった本日4月9日(木)より随時、“スペシャルコンテンツ”を発表することが決定。

そして東京公演千秋楽にあたる4月19日(日)には、YouTubeライブにて、主演のキングコング・西野亮廣さんを中心に、キャストがそれぞれの場所から配信でつなぎ参加する、前代未聞のYouTubeライブを行うことが決定しました。

「いつかお客様の前で上演したい!」という“クソゲー”の舞台化にかけたキャスト・スタッフの熱い想いを、皆様にお届けします!

【こんてにゅうや】概要
東京公演初日にあたる4月9日(木)より、舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』の公式ホームページにて、脚本・演出の上田 誠による舞台プロットや、キャストによるゲームプレイ動画、稽古中の裏話ラジオトークなどの蔵出しコンテンツを随時更新。
そして東京公演最終日にあたる4月19日(日)には、上田 誠の構成によるスペシャル配信番組「まことの挑戦状」を、主演の西野亮廣の家から配信。次々に繰り出される上田 誠からの指令に、舞台のキャストも最新の通信手段を駆使して参加する予定。
■配信番組名 舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』スピンオフ企画 「まことの挑戦状」
■構成 上田 誠(ヨーロッパ企画)
■出演 西野亮廣 ほか
■配信日時 2020年4月19日(日) 21:00~予定 (閲覧無料)
■配信プラットフォーム YouTube 舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCTOoSv9MEFfaaEPTGnNdSZA[YouTube]

舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』
公式ホームページ: https://event.1242.com/special/takeshi_stage/
公式Twitter: @Takeshi_Beyond

上田 誠(ヨーロッパ企画)よりメッセージ

『たけしの挑戦状 ビヨンド』を楽しみにしていてくださったお客様、新型コロナウイルスがどうもすいません。挑戦は一旦やめにします。そして、風向きがきたら必ずや、同じキャスト・同じスタッフで再挑戦したい、と願っています。そのために、「たけしの挑戦状」にならって、「こんてにゅうや」というコンテンツ集を設置することにしました。

そもそも「こんてにゅうや」の説明から入らねばですが。昔のゲームには「パスワード」というものがありまして、まだセーブデータがままならなかった時代、プレイヤーはゲームの途中で「パスワード」というひらがなの羅列を書記したものでした。「こまよこもよたそ…」とかこんなのです。これをゲーム再開時に入力すると、また途中から始められます。そして「たけしの挑戦状」において、タイトル画面のすぐ隣にある、この「こまよこもよたそ…」を入力するお店が「こんてにゅうや」なんです。

我々も稽古場でゲームをプレイし、そしてさんざんパスワードをとりました。ゲームオーバーになったときや、一日たってまたゲームを始めるとき。西野さんをはじめ、多くの役者がこんてにゅうやで、この「こまよこもよたそ…」を入力しました。攻略がむずかしいハンググライダーの手前のパスワードなんて、西野さんが指で覚えたほ
どです。

そして稽古が止まってしまったいま、僕たちは稽古場のパスワードをとるべきだ、と考えました。稽古場のレポートや、途中まで作ったもの、思い出話、お見せしそびれていたお楽しみコンテンツ、などを、随時公開してゆこうと思います。不完全なコンテンツが多くはなってしまいますが、皆様のお目に少しでも触れることが、げーむをさいかいすることへの導きになる、と、勝手ながら思っています。こんてにゅうやは皆さんです。

最終日には、畏れ多くも「まことの挑戦状」と題して、西野座長とキャストのみなさんに、生配信でぼくから挑戦状を出します。セリフは覚えているか。ゲームの腕はなまってないか。あのメロディがいまも耳に鳴っているか。
東京公演の千秋楽が終わるはずだった夜に、配信スタートです。どうぞよろしくおねがいします。

劇場でお届けするはずだった公演グッズも、せっかくなので、いや本音をいうと勿体ないしお力添えいただきたいので、販売します。みていない公演の公演グッズを買うというのも一興だな、と思ってくださる方は、ぜひ心のパスワードにどうぞ。

【予習:上演されていたらこんな舞台でした】
サラリーマン・アズマのもとに現れたのは、「たけしの挑戦状」。
1986年に発売されたゲームソフトだ。
発売当時、スキャンダルに揉まれ、クレームの嵐を巻き起こしながら、80万本以上を売り上げたといわれる世紀のクソゲー。
小学生だったアズマも、つかまされたクチだった。
その「たけしの挑戦状」が、34年ぶりにアズマのもとへ現れた。
もちろん現在のアズマは、ゲームなぞに興じる年齢ではなく。
英気に満ちた職場と、妻と娘に恵まれた、申し分ない人生。
のはずだった。戯れに、コントローラーを握ってみるまでは…。
しゃちょうをなぐり、つまとりこんし、たからのちずをてにいれろ!
34年の時をこえ、画面の中で「あのひと」が嗤う。
「こんなげーむに、まじになっちゃって、どうするの…?」

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