高木浩光先生、やっぱり間違っています。もっと勉強してください。
今回は樋渡啓祐さんのブログ『武雄市長物語』からご寄稿いただきました。
高木浩光先生、やっぱり間違っています。もっと勉強してください。
あの高木浩光先生が、不思議なことに、「武雄市個人情報保護条例はやはり欠陥だった」と、ブログ*1を書いておられる。
*1:「武雄市個人情報保護条例はやはり欠陥だった」2012年08月22日 『 高木浩光@自宅の日記』
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20120822.html
その中に、
「そらみろ、条例でちゃんと明文化しないからこういうことになる。」
と言われても、どういう論理展開であるか不明だが、以前に指摘したとおり、括弧書きがない場合も、括弧書きの対象である「他の情報と照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものが機械的に除かれるわけではなく、民間向けの「個人情報」定義よりもさらに狭い」わけではない。これは以前、書きました。良かったらご覧ください*2。高木さん、あなた、完全に間違っています。
*2:「高木浩光先生、間違ってます。」 『武雄市長物語』
http://hiwa1118.exblog.jp/15848122/
また、毎日新聞+スポニチが、Tポイント付与を希望される利用者のTカード番号をCCCに提供するのと同じく、武雄市立図書館もTカードを利用してTポイントが付くようにしてほしいと希望された利用者に関して同意に基づき、CCCにTカード番号と何月何日何ポイント付いたという情報を提供する。つまり、民間と同じレベルの運用で、民間よりもフリーダムになっていることはない。
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ただまあ、私以外にもこの御仁のおかしさについては縷々指摘してあって、以前ほどの影響力はもう無いなって思う。以前は、この手の批判で、立場の弱い企業や市民、地方自治体がどれだけ、萎縮したのか。結果、やって批判されるより、やらなくて批判される方がまし、となってしまう。もちろん、個人情報やプライバシーは憲法上の要請により極めて大事だよ。それは、高木さんと思いは同じだと思う。。
前にも書いたけど、この御仁が産総研という広い意味での国の機関で働いてなければ、僕は文句は言わない。国の禄を食んでおいて、言いがかりはつけるな!しかも、悪意のあるTwitterでのリツイートもしないでほしいね。姑息だ。ブログを自宅で書いているから、というのは何の言い訳にもならない。
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もちろん、真っ当な批判は大いに結構だし、現に、こちらがありがたいと思える指摘も少なからずあります。これは図書館問題に限らずね。
高木さん、以前は公開討論会やろう!って言ってたけど、同じ土俵で語りたくも無い。もし、同じ批判を繰り返すのであれば、せめて、産総研を辞めてからにしようね。それが社会のルールです。
高木さん、もっと勉強して反論してください。
以上。
執筆: この記事は樋渡啓祐さんのブログ『武雄市長物語』からご寄稿いただきました。
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