Huawei、デザイン一新・カメラ最強の新フラッグシップ「P40」「P40 Pro」「P40 Pro+」を発表

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Huawei は 3 月 26 日、2020 年のフラッグシップスマートフォン「Huawei P40」、「Huawei P40 Pro」、「Huawei P40 Pro+」を発表しました。
今年の P シリーズは 3 モデル展開で、P40 と P40 Pro は 4 月 7 日に発売予定、最上位モデルとなる P40 Pro+ は 6 月に発売される見込みとなっています。
P40 シリーズでは、スマホデザインの次の潮流となり得るであろう新しいフルスクリーンデザインを採用した他、“スマホフォトグラフィーを次のレベルへ” をテーマにカメラ周りのスペックや機能が大幅に強化されています。
3 モデルとも最新の Kirin 990 5G チップを搭載しており 5G NR バンドをサポート。
5G スマホです。
また、Android 10 と新しい EMUI 10.1 によって AI 周りの機能が強化されており、Google アシスタントに代わる Huawei 独自の AI アシスタント「Celia」も追加されています。
3 モデルの主な違いは、ディスプレイサイズ、カメラスペック、メモリ構成です。
筐体デザインはどれも共通しています。
P40 シリーズでまず触れたいのが奇抜な端末デザインです。
ディスプレイがフロントのほぼ全面を占めており、画面サイズは 6.1 / 6.58 インチと比較的大きいものの、本体の横幅は 71.06 / 72.6mm と細く作られています。
フルスクリーンスマホの大半は、フロントカメラが目立たいようにカメラを小型化したりスペックを抑えている中、P40 シリーズには AF や 4K@60fps 動画に対応した 3,200 万画素 + 赤外線 Depth センサーが搭載されています。
フロントカメラはかなり目立っていますが、それを上手くデザインに溶け込ませているように思います。
このデザイン、私は嫌いではありません。
また、ナノテクで処理されたセラミックコーティングの外装を有しており見た目はプレミアムモデルに相応しい仕上がりです。
ディスプレイのサイズは、P40 が 6.1 インチ 2,340 x 1,080 ピクセル、P40 Pro と P40 Pro+ が 6.58 インチ 2,640 x 1,200 ピクセルです。
いずれも OLED パネルを採用しており、90Hz のリフレッシュレート駆動をサポートしています。
カメラは P40 シリーズの中で一番重要な要素なので詳しく説明していきます。
P40 シリーズのリアカメラは広角、超広角、望遠のトリプルレンズ仕様です。
新開発の XD Fusion 画像処理エンジンによりディテールの描画力と色の再現性が改善しており、サンプル写真を見た限りでは、画質は一眼カメラに匹敵するレベルでした。
いずれにもメインカメラとして実装されている 5,000 万画素 Ultra Vision カメラは、センサーサイズが 1/1.28 と比較的大きく、4 in 1 のピクセルビニングや RYYB のカラーフィルターを用いたことにより受光量がアップしており、暗い場所でも多くの光を取り込んで明るく撮影することができます。
動画ユーザーに喜ばれるのが P40 Pro と P40 Pro+ に搭載された 4,000 万画素シネマカメラです。
サブカメラなのにセンサーサイズは 1/1.58 インチと大きめで、16 in 1 のピクセルビニングや XD Fusion 画像処理エンジンのおかげで動画 ISO 51200 を達成しています。
ノイズの出方は気になるところですが、スマホのカメラでこの ISO 感度はありえないレベルです。
他にも、OIS と AIS のデュアル手ブレ補正、Depth センサーによるリアルタイムの背景ぼかし、7,680fps のスーパースローモーション動画、4K ハイパーラプス動画、4K HDR 動画、4K@60fps 動画、シネマティックフィルターが数種類プリインストールされており、シネマルックの画作りも可能です。
「Huawei Golden Snap」が面白い新機能として実装されています。
これは、AI が 4K 動画の中から人物のベストショットを 1 ~ 3 枚自動でピックアップしてくれたり、AI が認識できた人物をフレームから削除してクリーンな写真に加工してくれる機能です。
動画から静止画を切り出して再利用する人にとっては有り難い機能ですね。
望遠カメラについて。
全モデル、RYYB センサーを用いた望遠カメラを搭載しており、P40 Pro+ ともなれば光学 10 倍のレンズが付くので、スマホで 250mm 前後の画角にまで寄って撮影することができます。
また、デジタルズームを利かせれば最大 100 倍まで拡大できます。
他モデルのズーム倍率は、P40 が光学 3 倍 / デジタル 30 倍、P40 Pro が光学 5 倍 / デジタル 50 倍です。
RYYB センサーなので望遠撮影時でも明るく撮影できるとされています。
残念ながら 8K 収録はサポートしていませんが、リアカメラだけでなく、フロントカメラも 4K@60fps に対応しており、自撮りモードでも相当綺麗な動画を撮影できます。
フロントカメラの赤外線 Depth センサーは背景ぼかしや 3D 顔認識などの用途に使われる他にも、新たに搭載されたジェスチャーコントロール機能の補助センサーとしても用いられます。
スマホの前で手を動かすだけでスクロールやスワイプなどのスマホ操作が可能です。
リアカメラのスペックは次の通りです。
P40:F1.9 広角 5,000 万画素 + F2.2 超広角 1,600 万画素 + F2.4 3 倍望遠 800 万画素P40 Pro : F1.9 広角、5,000 万画素 + F1.8 超広角 4,000 万画素 + F3 5 倍望遠 1,200 万画素P40 Pro+ : F1.9 広角、5,000 万画素 + F1.8 超広角 4,000 万画素 + F4.4 10 倍望遠 800 万画素P40 シリーズは最大 40W 充電をサポートしており、P40 Pro と P40 Pro+ はさらに 27W または 40W の高速ワイヤレス充電にも対応しています。
バッテリー容量は、P40 が 3,800mAh で、P40 Pro と P40 Pro+ が 4,200mAh です。
細かい部分では、デュアル SIM 版はナノ SIM と eSIM のデュアル SIM 利用が可能になっています。
P40 シリーズのメモリ構成は各モデル単一です。
P40 が 8GB RAM + 128GB ROM、P40 Pro が 8GB RAM + 256GB ROM、P40 Pro+ が 8GB RAM + 512GB ROM となっています。
Source : Huawei

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