新型コロナウイルスによる東京オリンピック中止で4つの選択肢「歴史上初の無観客試合ありえる」
東京オリンピックが予定通り行われれば、2020年7月24日から開催されることになっている。しかしながら新型コロナウイルスの影響を受け、国際オリンピック委員会のディック・パウンド氏(77歳)が中止も視野に入れた発言をし、物議を醸しているが、東京オリンピック中止に関して新たな可能性が浮上した。
・コロナ感染の状況により中止を検討
東京オリンピックが中止になるかどうかは、2020年5月下旬までに判断するとされている。新型コロナウイルス蔓延が収束していなかった場合、中止を検討することになるという。そこで東京オリンピックの中止という判断が出た場合、以下の4つの可能性があるといわれている。
・東京オリンピック中止で生まれる4つの可能性
1. 東京オリンピック完全中止
東京オリンピックの中止の判断がされた場合、他の候補地で開催したり、延期して開催することはせず、2020年のオリンピック自体を中止するという案である。
2. 代替都市で開催
新型コロナウイルスは中国をメインとしたアジア圏で多数報告されており、危険性が少ない他の代替都市で開催するという案である。現在、ロンドンから声が上がっているが実現するかどうかは不明だ。
3. 開催日延期
新型コロナウイルスが収束した時期に開催したり、来年である2021年に開催するという案である。しかしオリンピックの放映権の問題や、数か月ずらしたところで北米でのプロフットボール(NFL)やプロバスケットボール(NBA)の開催時期と重なることから、現実的ではないともいわれている。
4. 無観客試合での開催
新型コロナウイルスの感染リスクを極力減らすため、いっさい観客を入れず東京オリンピックを開催するという案である。観客はいないがテレビやラジオ、インターネットなどでは世界中に報じることかできるだけでなく、「選手たちを闘いの場に出してあげたい」という気持ちの双方を叶えることができる。
・選手たちの感染リスクを減らす努力必要
もし東京オリンピックが中止となった場合、さまざまな可能性が考えられるが、無観客試合が開催されることになれば、選手たちの感染リスクもしっかり考えて対応する必要があるのは言うまでもない。とある記者は「オリンピックの歴史上、おそらく初の無観客試合ありえますね」とも話していた。
はたして東京オリンピックは中止となるのか、それとも開催されるのか。または条件付きの開催なのか。可能ならば、当初の予定通り開催してほしいものである。観客のためにも、そしてなにより選手のためにも。
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※画像はイメージです / いらすとや
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