「抜けない…困った…」ドイツの小さな町で起こった切なく悲しい救出劇

ドイツの小さい町、イーザーンハーゲンで起こった、ちょっぴり切ない事件。事の発端はこうだ。
イーザーンハーゲンの住民が車を運転しているとマンホールのフタにリスがハマっているのを発見し、警察へ通報した。すぐさま2人の警官は現場にかけつけ、マンホールを外すところまではできたが、押しても引いてもリスをフタから外してあげる事ができなかった。二人は途方にくれていると、付近に住む主婦がオリーブオイルを持って警官の元へやって来た。警官はリスの体にオリーブオイルを塗り、揺さぶってみると15分ほどで引き抜く事に成功。しかし喜んだのもつかの間、残念なことにリスは数時間後に死亡してしまい現場は悲しみに包まれた。死因はストレスだと地元メディアは報じている。

日本でも5年前スズメがマンホールにハマってしまった事件があったがこちらは無事救出されたそうな。
https://getnews.jp/archives/91424[リンク]

リスは人間が接触した際のストレスであるのか、長時間同じ体勢でいた為のストレス、もしくは体力の消耗なのか。真相はわからないが残念な結果となってしまった。しかし、小さな事にも注意を配って運転していたドライバー、迅速に対応し、懸命に救助をした警官へは、賞賛が送られていいと筆者は思う。リスは大きな人間に囲まれて怖い思いをしたかもしれないが、それは人間の優しさだったのだ。リスよ、安らかに。

※スズメの画像はyoutubeから引用
※リスの画像引用元:http://www.dailymail.co.uk/news/article-2184458/Stuck-squirr-hell-Rodent-left-feeling-drained-getting-stuck-man-hole-cover.html