成功者とそうでない人の違いとは?
自由だけど不安定な生き方と、安定しているけど自由ではない生き方。どちらの生き方が楽しくて、どちらの生き方が幸せなのか? この問いに模範的な答えはない。どちらの生き方を選び、どう感じるかはその人次第だろう。
『掟破りの成功法則 大ヒットは大反対から生まれる!』(ヒカルランド/刊)の著者である新堂冬樹氏は、迷いなく自由の道を選んだ男だ。
中学生のときに芸能関係の仕事がしたいと考え、工業高校を中退し、上京。コネも金も学歴もなかった新堂氏がなぜ、成功することができたのか。本書では、新堂氏が実践してきたことを7つの法則に分けて解説する。
成功者と失敗者の違いはどこにあるのだろうか。成功者とは、ニューヨーク・ヤンキースのイチロー選手のように小学校の卒業文集に子どもらしい字で「将来は野球選手になりたい」と書くような人だ。
大好きな野球をプレイし続けたい。そのことを思い続け、30年以上実行に移している。おそらくイチロー選手の頭の中には、10代になる前から成功のイメージができあがっていたことでしょう、と新堂氏は語る。成功者と失敗者の大きな違いは、自分が進むべき目標が頭の中に明確に描けているかどうかだ。イチロー選手のように目標をしっかり見据えている人には迷いがないのだ。
『無間地獄』や『忘れ雪』などの著者として新堂冬樹氏の名前を知っている人は多いだろう。芸能関係の仕事をするという中学の頃からの夢だった新堂氏にとって、作家になるというのも、夢を実現させるための布石だった。自身の名前を売っておけば、芸能事務所を立ち上げたときに役に立つだろうと思ったからだ。事実、作家として「新堂冬樹」という名前は世間に知れ渡り、2007年には芸能プロダクションを設立し、夢を叶えた。
成功した新堂氏の言葉には自信と力がみなぎっている。目標に対してどうアプローチをしていいのか悩んでいる人は背中を押してもらえることだろう。
(新刊JP編集部)
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