アカデミー賞受賞ホアキン・フェニックスの熱演に涙! 59歳で他界した“世界で一番皮肉屋”な風刺漫画家の奇跡の実話
誰もが認める『ジョーカー』(19)の憑依的な熱演が評価され、第92回アカデミー賞で主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス。授賞式の後、婚約者のルーニー・マーラと楽しそうに食事をしている姿も話題になりましたが、そのふたりが共演している『ドント・ウォーリー』(BD&DVD発売中)のホアキンも、なりきり演技で実在の人物を熱演しています。
この投稿をInstagramで見る #joaquinphoenix who won the best actor Oscar tonight for his role in @jokermovie and #rooneymara tuck into their #montysveganburgers #vegan #farmsanctuary #gregwilliams #gregwilliamsphotography #LeicaQ2 Greg Williams(@gregwilliamsphotography)がシェアした投稿 – 2020年 2月月10日午前12時12分PST
本作『ドント・ウォーリー』は、ポートランドの街を赤い髪をなびかせ猛スピードで車いすを走らせていた実在の風刺漫画家、ジョン・キャラハンの半生を描いた伝記ドラマ。彼の勇気と感動の実話を、名匠ガス・ヴァン・サント監督が、豪華キャストを迎えて映画化した感動作です。
【ストーリー】 アルコールに頼る日々を送っていた男ジョン・キャラハンに、ある時悲劇が訪れる。自動車事故に遭い胸から下が麻痺、車いす生活となってしまったのだ。絶望といら立ちから自暴自棄な日々を送るキャラハン。しかしある時、彼は自分を憐れむことを止め、持ち前の辛辣なユーモアを発揮して不自由な手で風刺漫画を描き始めるのだった。破天荒で、世界で一番皮肉な風刺漫画家。男は、如何にして人生を歩む強さを得たのか。
実は2014年に他界した名優ロビン・ウィリアムズが、生前にキャラハンの自伝「Don’t Worry, He Won’t Get Far on Foot」の映画化を熱望していて、あの名作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』でも仕事をともにして友情関係にあったガス・ヴァン・サント監督に相談をしていたそうです。彼の亡き後、ガス・ヴァン・サント監督はこの自伝をもとに脚本を書いて、企画から20年を経て、ついに映画が完成しました。
このロビン・ウィリアムズの精神を継いでキャラハン役を演じた俳優が、ホアキン・フェニックス。膨大なリサーチを重ねてキャラハンの仕草から話し方まですべてを体得して、類まれな男の奇跡の半生を、その内面に迫る演技で体現することに成功しています。『ジョーカー』(19)の怪演はアカデミー賞というカタチで評価されましたが、この映画のキャラハンも観る者の胸に迫る熱演で、大きな感動を呼びます。また、『キャロル』のルーニー・マーラ、『マネーボール』のジョナ・ヒル、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のジャック・ブラックといった、実力派・演技派による演技合戦にも注目です。
『ドント・ウォーリー』発売中
<Blu-ray>価格:¥4,700+税
<DVD>価格:¥3,800+税
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