銃乱射事件で公開見送りだった『The Hunt(原題)』 3月13日に全米公開へ
2019年8月3日にテキサス州エルパソで、翌4日にはオハイオ州デイトンで発生した銃乱射事件の影響で公開が見送られていた映画『The Hunt(原題)』が、3月13日に全米公開となります。公開決定に合わせて、予告編が公開されています。
The Hunt – Official Trailer [HD](YouTube)
https://youtu.be/sowGYbxTPgU
『The Hunt』はリチャード・コネルの短編小説「最も危険なゲーム(The Most Dangerous Game)」をベースにした、一部のエリートたちによる人間狩り(マンハント)を描いた映画です。
Liberal Hollywood is Racist at the highest level, and with great Anger and Hate! They like to call themselves “Elite,” but they are not Elite. In fact, it is often the people that they so strongly oppose that are actually the Elite. The movie coming out is made in order….— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) August 9, 2019
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1159898199802425344
2件に銃乱射事件が起きた直後には、『The Hunt』という固有名詞を使わなかったものの、トランプ大統領が「ハリウッドのリベラルたちは、怒りと憎しみに満ちた人種差別主義者の最高峰だ」とTwitter上で批判していました。
一部のメディア関係者はすでに『The Hunt』を鑑賞したようで、以下のようなコメントがSNSに公開されています。
・『The Hunt』のメッセージはとても明確でした。インターネット上に公開する情報には注意して、先入観や固定観念に振り回されずに問題を話し合いましょう
・最高に馬鹿げていて不条理
・この映画の一番のポイントは、観客を混乱させるのが大好きな映画だってところ
・この映画は公開されるべきではないわ。すでに分断された国がさらに深く分断されそう
・トランプ大統領にも見てもらいたい
・馬鹿馬鹿しい。どちらの立場(狩る側と狩られる側)も取らないのはナンセンス
映画『ジョーカー』でもそうでしたが、“持てる者”と“持たざる者”を描く映画が最近増えているのは、なにかを暗示している気がしてなりません。
『The Hunt』の日本公開に関する情報は明らかにされていません。
※画像:
https://www.thehunt.movie/
(執筆者: 6PAC)
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