「埼玉ってさ…住みやすいトコなんだな!!」という少年も! 謎の感動を覚える関西人が『翔んで埼玉』を埼玉で観た体験マンガ
『パタリロ』の魔夜峰央先生原作で、2019年に大ヒットした武内英樹監督作品『翔んで埼玉』。2020年2月8日にフジテレビ系列で地上波初放送され、関東地区の平均視聴率が16.7%を記録するなど、未だに話題を振りまいています。
そんな中、関西在住の睦月さん(@mousyun)が、わざわざ埼玉の映画館まで足を運んで『翔んで埼玉』を鑑賞した時の様子をマンガにしたツイートが話題となっています。
関西人が埼玉で翔んで埼玉を見た時の思い出漫画 pic.twitter.com/L5qxRq46Eg
— 睦月📕通頒受付中 (@mousyun) February 11, 2020
公開されてから約一ヶ月経った2019年3月末に大宮に滞在したのを機に『翔んで埼玉』を観ることにしたという睦月さん。未だに一日で6回も上映していることに驚き、上映二時間前でかなり大きなスクリーンがギチギチに埋まったことに「これが埼玉最前線のチカラ…!!」と驚愕します。
会場のリアクションがホットで、応援上映でもないので拍手に包まれる劇場にほっこりしていた睦月さんが目を留めたのは、小学生高学年と思しき少年。
その彼が、「埼玉ってさ…住みやすいトコなんだな!!」と良い笑顔で語る姿に、睦月さんは「一人の若き埼玉県人が誇りを取り戻す場に遭遇した」として、「現場でしか味わえないドラマに溢れてました」と結んでいます。
「少年には県民の誇りを一生大事にしてほしい」「同じような場面に遭遇した」というリプライも寄せられていた睦月さんの鑑賞レポマンガ。発表したきっかけについて「地上波の『翔んで埼玉』放映でタイムラインが盛り上がっているのを見て、思い出が蘇り折角なんで形に残しておこうと描きました」とのこと。
睦月さんは「元々魔夜峰央作品が好き」で、映画自体を「原作を見事に物語として完結させた上に、破天荒な物語パートと現実味溢れる現代パートに分ける事で、荒唐無稽な話ながらも地に足つけさせて魔夜峰央ワールドに馴染みがない人でも置いてけぼりにならず楽しめ、なおかつ最後の塙EDでライブ感も出すっていう素晴らしい構成力に感動しました」といい、「魔夜峰央作品によく出てくる『美少年が羽織ってる謎ケープ』の再現率が半端なくてテンション上がりました!」と、映画自体についても熱く語ってくれました。
「埼玉県民のコメントや、何度も見に行かれた方から反応を頂いて、愛されてる映画なんだな、と実感しました」という睦月さん。これから埼玉県民にとってのバイブル的な映画になっていくのかもしれません。
※画像は睦月さんのTwitterより
https://twitter.com/mousyun/status/1227208322668847104 [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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