Motorolaがフレキシブルディスプレイの折りたたみ式スマホを新生「RAZR」として発売

Motorola Mobility がフレキシブルディスプレイを用いてフルスクリーンスマホなのに本体を半分に折りたたんで持ち運ぶことのできる画期的な Android スマホを同社を象徴する RAZR ブランドの新機種として発売しました。
米国では Verizon 独占モデルとして販売されていますが、欧州では SIM フリー版が近々発売されます。
米国価格は $1,499 とかなりの高級スマホです。
Motorola は過去にも RAZR スマホを出していますが、今回の RAZR は折りたたみ式ケータイの RAZR をモチーフにしており、2012 ~ 2014 年に出回ったものとは全く違います。
再設計された RAZR は、21:9 アスペクト比の 6.2 インチ(2,142 x 876 ピクセル)の Flex View ディスプレイを用いて完全に半分に折りたたむことができ、今主流の大型ディスプレイを持ちながらガラケーのようにコンパクトに持ち運べる、とても素晴らしい携帯性を発揮するのが大きな特徴です。
RAZR を開いた時のサイズは、172 x 72 x 6.9mm、閉じると 94 x 72 x 14mm となります。
結構コンパクトになりますね。
重さは 205g なので少しヘヴィーな Android スマホだと言えます。
Motorola は新生 RAZR に特許取得済みのゼロギャップヒンジ機構を導入しており、機械的な要素をヒンジ部分の端に寄せてディスプレイを曲げた時にヒンジ部分が湾曲する形で半分に折りたたむ仕組みです。
これにより、ヒンジ部分の強度を確保しつつスマホを閉じた時でも完全にフラットな形となるよう工夫されています。
折りたたみ式スマホと言えば便利なサブ画面です。
新生 RAZR も 2.7 インチ OLED タイプのタッチスクリーンをクイックビューディスプレイとして背面に搭載しており、そのサブ画面では、通知を確認したり、キャッシュレス決済の承認ボタンを押したり、Google アシスタントを起動したり、Bluetooth の ON / OFF、Wi-Fi ホットスポットを ON / OFF できるなど、現代のスマホ利用に適した使い方ができます。
また、スマホの開閉操作で着信に応答したり電話を切ったり、Bluetooth ヘッドセットを接続している時にはスマホを閉じたままでも通話できたりと折りたたみ式スマホの利点を活かす機能も多く採用しています。
Android スマホとしてのスペックはミッドレンジクラスでs。
RAZR は Android 9 Pie ベースの Android One スマホで、Snapdragon 710、6GB RAM、128GB ROM、背面に 1,600 万画素カメラ、前面に 500 万画素カメラ、2,510mAh バッテリーを搭載しています。
Source : Motorola

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