なでしこジャパン 2位通過でどれくらい有利になるのか?
7月31日、サッカー日本女子代表のオリンピック1次予選第3試合が、ウェールズの首都カーディフにあるミレニアムスタジアムにて行われた。
この試合は、1次リーグの最終戦。1次リーグ突破をかけた試合であり、さらに、1次リーグ突破時の順位によって次に行われる準々決勝の試合相手も決まるという非常に重要な試合でもあった。
サッカー日本女子代表こと、なでしこジャパンは無事に1次リーグを突破し準々決勝に駒を進めることができたのだが、試合結果は引き分けであった。実力的には格下の相手である南アフリカ代表を相手になぜ引き分けだったのか、ということについて佐々木監督は「準々決勝の相手はどこでもいい。ただ、1位ならグラスゴーへの移動、2位ならここカーディフに残って試合ができる。コンディションを考え、後半の途中に引き分けを選んだ」と語っている。
これについてネット上では以下のような考察がなされている。
313 名無しさん@恐縮です[sage] 2012/08/01(水) 09:00:32.49 ID:W9Wjdiuz0
1位通過
→中2日で490km5時間移動、
親善試合で0-2で完敗のフランス相手に12時試合開始
勝てば準決勝・決勝の会場のロンドンまで560km移動
2位通過
→移動無し&中2日でブラジル相手に17時試合開始
勝てば準決勝・決勝の会場のロンドンまで220km移動・ブラジルは今からホテルをチェックアウト、移動で10時間消耗
・日本はその間、ホテルで寝てるだけ
・ブラジルは最終戦も1軍+エースFWのマルタを先発
・同じ中2日だけど試合時間のズレでブラジルは日本より5時間休み少ない。
・日本は最終戦は控え中心。主力は温存。主力の休みが実質中4日。
いかかだろうか。2位通過したなでしこジャパンは主力の体力温存に成功し、準々決勝まで移動なしで長時間休憩することができるため、よりベストなコンディションで試合に臨むことが出来る。仮に勝ちを狙いに行き1位通過していた場合は、7月19日に行われた親善試合で0-2と完敗したフランスを相手に充分な休息のないまま戦わなければならなかったのだ。
このような佐々木監督の「引き分け狙い」戦術に対してはフェアプレー精神はどこへといった批判も寄せられている。
引き分け狙い…なでしこ、フェアプレー精神はどこへ
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO44407890R00C12A8000000/
一方で、ネットユーザーは
・勝ちを狙うなら当然
・見ていてつまらなかった
・「わざと負ける」ことが問題であって「勝たない」事はグレー
・で、結局メダルが取れないと叩くんだよね
・やっと日本人も世界戦でこういう冷静な判断が出来るようになったんだなと思う
といったように賛否両論あるようであったが、概ね佐々木監督の判断を支持する意見が多かったように思う。これは、なでしこジャパンに対するメダルへの期待が大きいことの裏返しなのではないだろうか。その大きな期待はプレッシャーにもなると思うが、是非メダルを持って日本に帰国してくれることを願っている。
レス引用元
【サッカー/ロンドン五輪】なでしこジャパン、準々決勝の相手は強豪ブラジルに決定!攻撃の軸はマルタ
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1343775553/
ネットで流行っているものを追いかけていたら、いつの間にかアニメ好きになっていました。 http://com.nicovideo.jp/community/co621
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